BEERS
「どこまでもクリーン、
心地良く響く音楽のように
心を踊らせる味わい。
毎日でも、どんな時間帯でも
飲みたいビール」
私達が大好きな音楽から
ビールを自由に発想しながらも、
品質重視、基本を大切にした
ビールを造ります!
TODAY`S TAPLIST
PICK UP!
REGULAR BEERS
SEASONAL BEERS
#293 Langwasser (ラングヴァッサー)
Style: Session IPL
ABV 4% 54 IBUs
ヨーロッパホップをメインに使用したSession IPL。
ヨーロッパのホップをメインに使おうと思うと、IBUやホップ量などを全体の印象をホップのキャラクターになぞらえて大人しめに設定することがよくあるんですが、これは結構攻めた感じになってます。
使用したホップは実に10種類。
ホットサイドとコールドサイドでそれぞれ役割の違うホップを使用し、要所要所に雰囲気の似ているアメリカンホップも交えつつ、SalvoやLupulinatorを使用してパンチを出してます。
使ったのは下記の通り。
Pahto, Mistral, Lotus, Santiam, Hallertau Blanc, Barbe rouge, Trident Salvo, Diamant, Insolent, Hallertau Blanc Lupulinator
ジャーマン、フレンチホップのニューウェイブ系が多く入っていることがわかります。
百合のような香りの中に、花の蜜、葉の青さなどのニュアンスを感じ、口に含むと瑞々しくすっきりとしたボディの中に柑橘やハーブを感じます。
フィニッシュはそれなりに苦いのですが、全体をキュッと締めてくれていることで軽快さが増し、その飲み心地の良さはまるでハーブティーのよう。
1月だけど春らしい花畑に囲まれたような爽やかな味わいに仕上がりました。
七草粥の代わりにこのLangwasserを飲むのもいいかもしれませんね。
#295 Parrot Head
Style: American IPA
ABV:6.5% 58 IBUs
CRAFTROCKではIPAをつくるときには基本的に煮沸時に投入するホップを3回に分けて入れるようにしています。
60分ある煮沸時間の中で、投入するタイミングに応じて製品のビールに表れるキャラクターがあり、それらがより一層味に深みを与えてくれると考えているからです。
今回のIPAはあえてそのセオリーをはずし、近年のアメリカンIPAの主流のつくりかたで仕込んでみました。
何が違うのかと言えば、煮沸前のホップ投入量がかなり多いのと、ドライホップでの投入量もHazy並に多く入れている点(オルタナティブよりも多い)。
使用したホップはSimcoeとCitraのみ。すべてT90でIncognitoやCryoなどは使用せず。
IPAで2種類だけってのもうちだとかなり特殊なケース。
ちなみにモルトや水はオルタナと同じ。
アロマは非常に強く、マンゴー、カスタードなどトロピカルでスイーツな感じ。
フレーバーはしっかり苦く、伊予柑などのジューシーな柑橘を思わせます。
めちゃめちゃキャラが立ってるので、やっぱこういうほうがみんな好きなんだろうなーと自分でも思います。
今回の試みでいい経験値が得られたと思うので、いろいろ応用してみようと思います。
個人的には本場のものと遜色ないと思うので、ぜひカラッと陽気なHuntington Beachやヤシの木のなびく様、オレンジカウンティの景色を思い浮かべながら飲んでみてください。より一層気分が良くなること請け合いです。
#291 Drak(ドラーク)
Bohemian Style Pilsner
ABV: 5.4% / IBU: 29
久々のシンプルなビール。
チェコ風のピルスではありますが、デコクションなしのシングルインフュージョン。
ホップは95%ザーツで、隠し味程度にMotuekaを使用。
麦芽はPilsner Maltに加え、ボヘミアンらしくFloor Malted Barley MaltとFloor Malted Wheatを使用したことにより、ふくよかな麦芽のキャラクターを感じられます。
ビタリングもすべてザーツのため、特有のグラッシー&シトラスなニュアンスが強く出ています。
苦いのは苦いんですが、麦芽のボディ感もあいまってけっこういい具合のバランスです。
Drink All Dayがフルーティ&ドリンカブルな分、たまにはこんな苦いけどグビグビ飲めるやつもいいんじゃないでしょうか。
トラディショナルなつくりではないですが、いい具合の雰囲気でてます。
#289 Made to Zest
collab w/ Three Weavers & Hop Saint
West Coast Pils w/Yuzu / ABV: 5.0% / IBU: 37
2019年にCigar Cityとコラボをした際にCanarchyの繋がり(当時)でThree Weaversで仕込みをさせてもらうことになり、その時に出会ったのがChrisでした。
その後CBCなどの会場でたびたび会って話をする仲で、LAでも飲んだりと交流を深めていたんですが、今回日本にくるというのでせっかくだから何か仕込もうという話になりました。
一緒に来るのが同じくLAのHop SaintというブルーパブのJared。Hop Saintには2、3回ほど訪問したことがありますが、ラガー系からIPAまできれいなビールを仕込んでいる印象でした。
そんな彼らと仕込んだのはゆずを使用したWest Coast Pils。
西海岸らしく、キレッキレでアメリカンホップをがっつりきかせてます。
モルトは潔くピルスナーのみ、ホップはColumbus,Trident Salvo,Cernntenial Cryo,Citra,Simcoe を使用しています。
ゆずは皮は使用せず果汁のみ。非常にキャラクターが強いのでホップとの親和性を大事にしました。
ホップの柑橘感とゆずが合わさりなんとも芳しい香りを放ちながら、ベタっとしないボディ感に適度な苦味もあいまって気がつくと無くなってしまうことでしょう。
ゆずの冬っぽさもあり、年末年始にぴったりな食っちゃ寝するのに最高なビールだと思います。
#287 ARE IPA
Pineapple IPA / ABV 5.4% / IBU: 45
直営店、クラフトビアマーケットホワイティうめだ店の4周年を記念したIPA。
店長のたくろーが大の阪神ファンとのことで、今回のパイナップルとアレを使用したIPAが出来上がりました。
阪神とパイナップルがなぜつながるのかはわからないので、詳しい人に聞いてみてください。
使用したホップはPahto,Kohatu,Motueka ,Pacifica,Idaho7 Cryo,Trident Salvo,Citra Cryo, Sabroといった具合。
パイナップル果汁に合わせて、独特なグラッシーさをケトルでニュージーランドホップを投入することにより表現し、ジューシー&パインな果汁感をWP、DH時のアメリカンホップで構築しました。
全体的な柔らかさを意識し、小麦やオーツを多少入れ、苦味や糖度の残し具合もパイナップル感を活かすよう調整しています。
#288 Afraid to Know
collab w/ bearwear
Belgian Session Dark Ale w/ Mint
ABV:4.5% / IBU:15
Bearwearの2ndフルアルバム『:(uncertain place)』並びに12月22日(金)東京・新宿MARZ、翌日23日(土)大阪SOCORE FACTORYでのワンマンショウ開催を記念し、ビールを仕込みました。
内容としてはミントを使用したBelgian Session Dark Ale。
スパイシーで複雑味のある酵母の香りと、コーヒー、カカオ、カラメル、チョコレート、黒糖、ローストと、幾重にも重なる麦芽のキャラクター、一見すると飲みづらそうに見えて、アルコール度数は4.5%でミントの爽やかな香りも相まって非常にするする飲めるビールです。
今回のアルバムのダークでMinimalかつEmotional、内省的だけどキャッチーというテーマに合うように考えた結果、このビールが出来上がりました。
#285 Never Ending Homies Weizen
collab with TKHR
Weizen w/ Red Grape / ABV5.5% / IBU: 9
Niw! Records、DEKIT DEEJAY’SのTKHRさんの20周年記念ビール第二弾。
前回は白ぶどうのIPAでしたが、今回は赤ぶどうを使用したヴァイツェンをつくりました。
CRAFTROCKとしては初めてのヴァイツェン。
酵母の取り回しや、個人的にそんなに好きじゃないってのもあり今までつくってきませんでした。
ヴァイツェンといえば濃厚なバナナ香、というイメージが多いかもしれませんが、今回は発酵温度を低くし、クローヴなどのスパイシーな香りを中心に出すようにしています。
食用の甘い赤ぶどうの果汁を使用しているため、アロマやフレーバーはどちらかというとワインよりもフ◯ンタやバブルガムのようなニュアンス。
ボディはキレているぶん重くなく、酵母のスパイシーさも相まって甘ったるくはなっていません。むしろすっきり。
けっこう面白いものができたと思います。好きな人はめっちゃ好きな味だと思うのでぜひ。
#286 THE LOST BOYS collab w/麺尊RAGE
Style:IPA w/ Kombu Dashi and Shikwasa
ABV: 6.5% / IBU: IBU: 52
荻窪を中心に4店舗を展開する有名ラーメン店、麺尊RAGEさんの新店舗が麻布台ヒルズにできるということで、オープン記念のビールをつくりました。
かねてから交流のあるFirewood Projectのハジメさん(知りうる限り初めて&唯一CRAFTROCKのロゴを彫っている人)が働いているということでも知られていますが、店主の廣田さんも音楽、スケート、ファッション、アート関係に明るく、店内の雰囲気も最高です。
さて、ラーメン屋さんとのコラボは初となるわけですが、らしさを出そうと言う話になり、IPAに昆布だしとシークワサーを加えました。
前日から水出しした昆布だしを使用しマッシュイン、シークワサーは後で入れました。
ホップはMotueka、Columbus、Cometを中心に、Idaho7 Cryo、Bravo Salvo、Mosaic incignitoなんかも入れてます。
シークワサーは沖縄で直接仕入れてきた初絞りのものと完熟ブレンドのものをミックス。
9月に収穫される若いシークワサーは香りがよく、キリッとした苦味が特徴ですが、12月に収穫される完熟のシークワサーはジューシーで甘い香りが特徴的です。
シークワサーの香りとフレーバーが、ホップのニュアンスと合わさり増長しています。
バックボーンには麦芽のキャラクターや昆布?感もいたりいなかったりして、いい具合のボディ感です。
一見キワモノそうに見えますが、爽やかでいい感じです。
RAGEさんの軍鶏だし醤油ラーメンとの相性も抜群!
デンマークではMikkellerがramen to biiruを店舗展開していますが、我々のラーメンとビールの組み合わせは負けてないと思いますよ。
麻布台ヒルズは11月24日よりオープン。しばらくはお店でも提供しますので、ぜひ行ってみてください。
#284 Marisol
Citrus Sour / ABV: 4.4% / IBU: 3
いろんな柑橘とハバネロ、塩を使用したサワーです。
文旦、金柑、グレープフルーツ、かぼすの4種類を使用しています。
それぞれの柑橘のキャラクターが折り重なり、思いのほかいろんな味が楽しめます。
今回はほとんどがピューレや果汁を使用したため、ジューシーなフレーバーが強めです。
それゆえに少し甘い印象を与えるかもしれませんが、フィニッシュのハバネロの辛みと塩味がキリッと全体の味を締めてくれています。
段々と寒くなってきましたが、こんな陽気なビールを飲んで常夏気分を味わうのもいいかもしれませんね。
#279 GUBI GUBI PEAR LAGER
collab w/Fear, and Loathing in Las Vegas
Lager w/ Japanese Pear / ABV: 4.5% / IBU: 10
8月に開催したMega Vegas Gardenが再び!
今回は季節柄梨を使用したラガーを仕込みました。
ボディはいけるところまでドライにし、梨のほのかなアロマと、ホップや酵母由来の花のような香りがふわっと香ります。
名前の通り、ぐびぐびいけちゃうラガーです。
下記、このビールを監修したFear, and Loathing in Las VegasギタリストTaiki氏のコメントです。
『季節のフルーツ、梨をふんだんに使ったビールが新たに誕生しました。甘みを抑えドライでシャープな口当たりで何度も飲みたくなるような味わい、フードとのペアリングもGood。ご堪能あれ。』
#283 STORMY DUDES FESTA BEER
collab w/ STORMY DUDES FESTA’23
Triple Hazy IPA/ ABV: 8.5% / IBU: 15
浪花のスラッシュハードコア界のレジェンド、Razors Edge主催のフェス、STORMY DUDES FESTA’23のために製造しました。
Citra IncognitoやBravo Salvoといったリキッド系ホップエクストラクトを多用し、ドライホップにはSabro Cryo,El dorado cryo, Citra , Mosaic cryoとクライオ多めな組み合わせに。
濃厚なトロピカル&フルーティなアロマと、オーツや小麦由来のとろっとろなマウスフィールは甘みもあり非常に飲みごたえがあり、度数を感じさせないジューシーな味わいです。
#282 MORE RED FOR BEAT
collab w/ Razors Edge
Session Red IPA / ABV4.5% / IBU: 45
浪花のスラッシュハードコアバンド界のレジェンド、Razors Edgeとのコラボビール。
彼ら主催のフェス、STORMY DUDES FESTA’23に向けて製造しました。
真紅に染まった色合いに、Columbus,Chinook,Simcoe, Zappaを中心に、3種のカラメルモルトを使用したセッションIPA。
柑橘のようなホップのアロマ、口に含むとグラッシーでDankなホップの味わいとクリーンなカラメルの香りが楽しめます。
#281 Alternative IPL
India Pale Lager / ABV: 6.8% / IBU: 93
今回のオルタナは初のラガー酵母で発酵させました。
最近アメリカでトレンドになってきているラガー酵母xIPAの組み合わせですが、着目する点としてはやはり酵母の持つポテンシャルです。
細かい話は長くなるので置いておくとして、ラガー酵母のほうがより一層強いホップのフレーバー、アロマが得られるんじゃないかっていう説があるのです。
そんな今回はベースのレシピはほとんどそのままに、Incognitoを使用しワールプールのホップ量を増やしたことにより、それ由来のフレーバーをさらに強化しました。
ドライホップにはCitra,Mosaic Cryo,Zappa,Simcoeを使用し、Columbusを入れてないことによりDankさが抑えられ、よりジューシーな印象になっています。
最初の印象はガツンとホップの柑橘感とともに青みやグラッシーさが来ますが、だんだん温度が上がっていくにつれジューシーなフレーバーが花開いていきます。
いつもより贅沢で、一味違うオルタナをぜひお試しください。
#280 REI
Porter / ABV:5.5% / IBU: 30
アシスタントブルワー翼レシピ!
今回はPorterを仕込んでみました。
モルトのキャラクターは少しロースト感を強く出し、甘さはほどほどにし比較的飲みやすいPorterに仕上げました。
数種類のモルトを使用したことで味わいに深みや複雑さを持たせましたが、中でもRoasted Barleyの強めの焦げ感のある苦味と香り、Chocolate Maltのダークチョコレートやコーヒーを思わせる香りがバランスよく演出されています。
ホップはビタリングにNugget、アロマにはほんの少しFuggleを使用。この辺に関してはモルトのキャラクターを邪魔しないように比較的穏やかなホップを少量使うことで全体のバランスを取りました。
肌寒くなってきた今の時期にベストマッチなビールなのではと思います。
#276 Mr.Brett
Brett souring fruit ale/ABV: 6.5% / IBU: 5
Lab the Smith コラボ第4弾。
今回は最もチャレンジングな仕込みとなっています。
ブレタノマイセスをケトルに投入し1日放置したり、すももといちじくを使用したり、乳酸菌を生み出す酵母を使用したりしてます。
クラフトロックではなかなかワイルドエールをつくるのが難しい環境にあるので、なんとかして複雑な酸味とファンキーさを出すことができないか、と試行錯誤した結果この方法をとってみました。
リスキーであることには変わりはないですが、よりやりやすい条件下ではあるはず。
今回は恐らく誰も試したことがないであろうこのビール。
とても面白い結果になってます。
どんな味かは一口には語れないので、実際に試してみて、逡巡してほしいなと思います。
#272 Green Light
American IPA w/ Grapefruit/ABV: 6.3% / IBU: 93
CRAFTROCKの4周年記念ビール。ウエストコーストスタイルのIPAをベースに、ホップの華やかさとドリンカビリティを追求したIPA。
7種類のホップと隠し味にグレープフルーツの皮を漬け込みました。
口に含んだ瞬間の目の覚めるようなホップの鮮烈なキャラクターは、長いコロナ禍が終わり新しい未来に進むための”Green Light (青信号)”を連想させます。
本日と明日はCRAFTROCKの4周年イベントをブリューパブで開催しています👀‼️
このビールは200Lのサービングタンク1発限定の醸造のため、数日で完売になるかと思われます!
ぜひ、なくなる前に(是非今日明日のイベント期間中に‼️)飲みにきてください🍺
#275 Helix
collab w/Tsukasa Inoue
Belgian Stout w/ Pear and Buckwheat
ABV: 6.0% / IBU: 50
Fox Capture Planのドラム、 Tsukasa Inoueさんのソロ・アルバム”Helix”発売を記念してビールをつくりました。
黒系のビールが好きで、中でも特にシメイブルーが好き
山形県河北町出身で、地元のソウルフードでもある冷たい肉そばの親善大使をやっている
という話から、シメイの酵母を使用したスタウトをベースに山形県産のそばの実と洋梨を使用したビールが爆誕しました。
打ち合わせの段階から出揃った要素を元に、これ全部盛り込めるんじゃないか、と勢いでつくる流れになりましたが、非常に面白いビールになったと思います。
そばは大麦や小麦のようなイネ科とは違いタデ科(キヌアやチアと同種)なんですが、穀物ですのでもちろんデンプンを含みますし、ビールにも使用できます。
味の方は、というと、今回は他の要素が強いためあまり目立ちませんが、ほのかなナッツのような風味が得られます。
洋梨のフルーティな香りに加え、酵母由来のクローヴやナツメグのようなスパイス感、麦芽のチョコレートやクッキーのニュアンスに、ほのかなそばのナッツ感。
洋梨とそばとスタウトとアビー酵母という、一見交わることのなさそうな要素がうまく合わさり、非常にいいビールに仕上がりました。
普段なかなか黒系のビールを仕込むことも少ないので、この機会にぜひ飲んでみてください。
※そばアレルギーの方はご注意くださいませ。
#274 Precious Bunny IPA
collab w/ Rei Toda
American IPA w/Kabosu / ABV: 6.0% / IBU: 50
タレントの戸田れいさんとビールをつくりました。
普段IPAをよく飲むというのと、かぼすを使ってみたい、ということでかぼすIPAに。
少し色味も濃いめな、昔ながらのウェストコーストIPAです。
Alternativeは昔ながらでありながらけっこうモダンだったりするので、今回はかなりクラシック。
使用したホップはCascade、Cenntenial、Columbusと、Cホップのみ。
ホップの柑橘のキャラクターと草っぽさに、かぼすのジューシーさ、ほろ苦さがいいバランスです。
いつものうちの感じよりもボディしっかりめですが、かぼすがいい具合に締めてくれています。
今回の仕込みの模様はグラビア系雑誌のEX MAX SP10月号に掲載されるようですので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
#270 若手の夜明け
Japanese style Lager/ABV:4% / IBU: 19
9/13〜17に行われる日本酒のイベント、若手の夜明けとのコラボビールをつくりました。
https://sakejump.com/
兵庫の三宅酒造さんの山田錦を使用したジャパニーズスタイルラガー。
ボディは非常にドライでキレッキレ、ブリュットといってもいいほどのレベルです。
ホップにはAmerican Noble Citraをシングルで使用し、ノーブルホップにはないソリッドなグラッシーさと、程よいタッチの軽快な柑橘感が特徴的です。
日本酒を飲む合間に、口内をリフレッシュしてくれるような、休憩としてもチェイサーとしても、もちろん単体でもグビグビ飲めるビールに仕上がりました。
#271 平林
English Pale Ale with Mizunara wood
ABV: 4% / IBU: 30
角川文庫と、小説家の小野寺史宜さんとのコラボビール。
小野寺さんの小説のように、何気ない日常を切り取ったビールをコンセプトに、イングリッシュペールエールをつくりました。
非常にクラシカルなレシピ構成に加え、ミズナラのチップを漬け込み少しユニークなテイストを出しています。
フローラルで華やかなホップの香りと酵母のフルーティな香り、ほのかなカラメルフレーバーとじわっとくる苦味、フィニッシュにはウッディなニュアンス。
飲み応えがありそうに見えて、低アルコール故にサラッと飲める。
実際にイギリスのパブで飲んでいるような、どこか郷愁漂うビールです。
#268 Sounds and Lights
collab w/ Streetlight Brewing
Cold IPA / ABV: 6.0% / IBU: 40
6月にStreet LightでつくったSmoked Grisetteに続き、CRAFTROCKでも仕込みを行いました。
今回うちではCold IPAを。
北海道産のななつぼしと、ホップにはHallertauer Blanc LupulinatorとLorienをメインに使用しました。
軽快なボディにホップのメロン、カモミール、きんかんのようなアロマとジューシーなフレーバー。
地味そうに見えますが、けっこういい感じに乗ってます。
まるで我々を体現するかのようなビールに仕上がりました!笑
ちなみに今回の仕込みではせとうちの土居ちゃんもがっつりお手伝いしてくれました。
高松にしろ札幌にしろ、毎度毎度行くたびに遅くまで飲んでしまうのは土地柄なのか、彼らの人柄なのか、私がただただ飲ませてるだけなのか、、、
とにかく、そんなときに気持ちよくグビグビ飲めちゃうようなビールです。
StreetLightのタップルームでも飲めますので、ぜひお試しください。
#263 LiRikoi
Fruit Sour / ABV: 3.8% / IBU: 5
パッションフルーツをベースに、パイナップル、グアバを使用したサワー。
パッションフルーツの酸味と強い味わい、パイナップルが味に広がりをもたせ、グアバと乳糖の甘さが酸味を和らげジューシーなフレーバーに仕立て上げます。
うちとしてはけっこうシンプルと言うか、王道な組み合わせのサワーをつくりましたが、一応理由がありまして。
20年近くの付き合いの友人の出産祝いとしてこのビールを贈ります。
#269 Taiki Splash
Sour IPA / ABV: 6.0% / IBU: 5
3月に行われたMega Vegasでの大規模なコラボに続き、今度は神戸でのPOP UPストア用のビールが誕生です!
Smoked IPA、Hazy Pale Aleときて、今回はSour IPA。
Sabro、Citra、Idaho7を中心にがっつりホップを投入しました。
トロピカルなアロマが全開で、心地よい酸味が口中を駆け巡り、フィニッシュにはフックの効いたホップのフレーバーがエッジを効かせています。
このビールを監修したギタリストTaiki氏のコメント
「暑い夏、海の水しぶき、吹き出る汗…
この季節にぴったりのサワービールです。
爽やかな酸味と軽快な口当たりをぜひご賞味ください。」
#266 knom
Kabosu Lager/ABV: 4.5% / IBU: 13
原宿の美容室、tetecoquetteさんの系列店でもある、knomで提供する用のビールをつくりました。
夏らしく、爽やかなかぼすを使ったラガーです。
かぼすの酸味、程よいウィート由来の柔らかさ、American Noble SImcoe由来のグラシーさ、そして4%というグビグビいける要素のみで構成しております。
今年の夏はこれで決まり!な感じのビールです。
#265 Masala Beer
Belgian Wit w/Spices/ABV: 5.0% / IBU: 5
中目黒にあるモダンネパールレストラン、ADIの3周年を記念してビールをつくりました。
姉妹店である本格派チャイの店、CHIYABAのチャイベースをつくった際に出ただしがらを再利用。
ど定番はスタウトかなと思いましたが、今回はあえてのベルジャンウィットベース。
だしがら以外のスパイスは使用しませんでしたが、十分に、というか非常に芳醇な香りがつきました。
今回はそれだけでなく、ADIのオーナー・料理長であるカンチャンに料理人ならではのアイデアを入れたいと提案したところ、ブラッドオレンジをチョイスしてくれました。
それぞれの持つ味をどのようにまとめるか慎重に議論したかいもあって、理想のバランスのビールが出来上がりました。
チャイの華やかでスパイシーな香り、飲み口はスムースで、ほのかなブラッドオレンジのフレーバー、その後ジンジャーやクローヴなどのスパイス感が顔を出し、小麦や酵母由来の柔らかな口当たりが程よいボディ感となり全体をまとめてくれます。
ADIの料理にもぴったり合うはず。 9月上旬〜中旬くらいまではお店で飲めるはずなので、ぜひペアリングを楽しんで欲しいと思います。
#264 Sweeper
IPA /ABV: 5.0% / IBU: 50
Optimoに続き、あまり試したことのない麦芽、ホップのコンビネーションで仕込んだIPA。
今回使用したホップは、 Cenntenial,Nelson Sauvin,Zappa,Lotus,Santiam,Citra Cryo,Sabro Cryo,Idaho7,Azacca,Sultana,El Dorado,Sabro,Ekuanot Cryo,Mosaic Cryo とまあなんと14種類!
いつもはもっと味にフォーカスして、こんな味にしたいからこのホップをこのタイミングで使おう、といった具合に組み立てるのですが、今回は逆。
そこにあるホップを使えるだけ使って、それぞれの特徴を加味しながらちょうどいいポジションに当てはめてアロマとフレーバーを構築する作業。
オーケストラの指揮者やサッカーの監督みたいな感じでした笑
仕上がりとしてモルトの味わいは適度にありつつキレッキレのボディで飲み疲れず、ぐいぐい飲めちゃうバランス感。 ホップのキャラクターも柑橘&トロピカルがメインにちょうどいい具合に出ており、さらに複雑な味わいも感じられいつもよりいろんな味が楽しめます。
いろんな料理と合わせると、それぞれで表情が変わって面白いと思いますよ。
#262 ErdBière
collab w/ bet & Brouwerij te Breetschoot
French Hoppy Wit / ABV: 5.3% / IBU: 20
醸造設備だけでなくビール原料を輸入するbetからフランスホップを使用したビールをセミナー用につくって欲しいと依頼を受け、betの大型ルーキーニシナカアスカ(a.k.a Brouwerij te Breetschoot)と一緒にビールをつくりました。
フレンチホップといえば2バッチ前のDrink All DayでAlamisを使用しなかなかいい具合にフローラルさが出たりと、より華やかなドイツ系統といったイメージではありますが、今回はよりモダンな感じに仕上げました。
ホップはビタリングにMistral、新種のInsolentにBarbe Rougeを使用。
ホップの形状もP90とP45という凝縮タイプのものを使い分けました。
そしてCRAFTROCKでも初となるBarbe RougeのSpectrumをDHに投入。
投入量自体はさほどでもないですが、やはりBerbe Rougeのいちご感がしっかり出ています。
ホップのいちご感に加え、スパイシーなマウスフィールとマイルドな口当たり、NE x WitxBelgian IPAみたいなハイブリッドなビールに仕上がりました。
#260 Purple Haze
Collab. w/ Lab The Smith
Smoked Lavender Wit / ABV: 4.0% / IBU: 5
サノバスミス主催のイベント、Lakesiderに向けてLab the Smith コラボ第三弾を行いました。
7/1,2の2日間、サノバの工場の北側にある木崎湖の湖畔でビールやサイダーはもちろんのこと、ワイン、ジン、コンブチャなどが楽しめる上に、いろいろなフードやテントサウナ、キャンプに山登りなど、多種多様なカルチャーの集う最高のイベントとなっております。
そんなイベントに向けて、今回はSmoked Lavender Witをつくりました。 スモークモルトとラベンダーを使った上に、ハカセの編み出した手法によりラベンダー自体をスモークさせたニュアンスをビールに溶け込ませています。
ちょうど1年前にJester Kingの元ヘッドブルワー、Avery SwansonのファントムブルワリーであるKeeping TogetherのLavender Smoked Maltを使用したMixed Culture Grisetteをアメリカで飲んだ際に衝撃を受け、ハカセに力説したところいいアイデアがあるとのことで、今回のビールと相成りました。
ベースのOak Smoked Wheatとマッシュ時に投入したラベンダーによる下地に加え、直接投入するだけでは得られない絶妙なニュアンスがスモークラベンダーにより表現されています。
今回もハカセにはラベンダーの種類や煙の成分、果ては納豆に至るまで豊富な知識を存分に揮ってもらったので、とても勉強になりました。
華やかで繊細ながらもしっかり芯のあるキャラクターのいいビールに仕上がったので、ぜひ飲んでみてください。
#261 海底
collab w/ cinema staff
Spiced Salty WIt / ABV: 5.1% / IBU: 5
cinema staff主催のフェス、OOPARTSにて2年連続でコラボビール”望郷”をリリースしたことでも馴染みのある彼らですが、今回はデビュー15周年記念ツアーに合わせてビールをつくりました。
望郷はギターの辻さんの監修にて行いましたが、今回はボーカルの飯田さんと。
色々とうちのビールを飲んでもらい話し合った結果、Spiced Salty Witというなんともオリジナリティあふれるビールに仕上がりました。
ベルジャンホワイトをベースに、オレンジピールは使用せずコリアンダーシードをはじめスターアニス、カルダモン、塩を投入。
スターアニスとカルダモンの甘くエキゾチックな香りとコリアンダーシードのスパイシーさ、後味に隠し味程度の塩のキリッとした味わいが顔を出します。
まろやかでいて香りは華やか、後味はキリッとしており、なんとも妖艶な雰囲気のビールに仕上がりました。
#259 A LONG VACATION
#258 Optimo Pale Ale
#256 CHA
Hojicha Wheat Ale / ABV :4.8% / IBU: 4
アシスタントブルワー翼レシピ第5弾。 今回はほうじ茶を使用したWheat Aleを仕込みました。 個人的にお茶って結構好きで、中でもほうじ茶が一番好きなのでうまい具合にビールに落とし込めないかと思いWheat Aleと組み合わせてみました。
ベースのレシピはかなりシンプルにし、ほうじ茶のキャラクターを邪魔しない様に設計しました。 茶葉は煮沸終了直後にごく短時間煮出すことで、渋みやえぐみを極力出さずにほうじ茶の芳ばしい香りとフレーバーを抽出。 これに加えて発酵終了後にも低温で茶葉を漬け、より一層ほうじ茶の風味をプラスしました。
WheatとOatsを使用したことで口当たり優しくシルキーな感じに、主張しすぎないほうじ茶のキャラクターが組み合わさりどこか落ち着きのあるビールに仕上がりました。
#257 Boogie Back
Black Rye IPA / ABV: 7.7% / IBU: 60
Boogie Backを久しぶりにつくりました。
Black IPAってニッチなスタイルではあるんですが、個人的にはかなり好きな部類。
アロマはちょっとダンクかつオレンジ系の柑橘感、そこにほのかなカカオ、フルーツチョコなのにカカオ濃度高いチョコレートみたいな香り。
フレーバーはチョコレートのような甘みと柑橘の爽やかな味わい。
フィニッシュはしっかりホップの苦味&ライのスパイシーさ、グレープフルーツの皮感がぎゅっと凝縮された味わい。
色は黒いですが、そこまでロースト感は全面に出さないようダークモルトを吟味したので、あくまでウェストコーストIPAなんだけど2つ3つ要素が増えているといった趣です。
味の複雑味、それでいてそれぞれのキャラクターの個性が光る、いいとこどりなビール。
ピザやチキンはもちろん、スパイシーなフードとの相性もぴったりです。
#255 CICADA
Brown Ale / ABV: 6.2% / IBU: 24
アシスタントブルワーハセレシピ第4弾。
今回は初めて濃色系のビールに挑戦です。 先日ふとしたことから、キャンプで焚き火をしながら飲むビールを作りたいなーと思いたち、 それならブラウンエールだろうということで取り掛かりました。
10種類を超えるモルトを使用したことにより、Woody, toffeeな風味を中心に、非常に複雑味のある味わいとなりました。 温度が上がってくるとレーズンの様な甘みが増してくるので、そう言った変化も楽しんで頂ければ嬉しいです。
もうすぐやってくる夏夜の蝉の声に想いを馳せて。
#254 Lepus
Gose w/ Hime Lemon and Sansho pepper
ABV: 4.8% / IBU:3
以前使用した愛媛県岩城島のヒメレモンと、和歌山県有田川町のぶどう山椒を組み合わせゴーゼにしてみました。
山椒のような香りのするヒメレモンと、柑橘のようなみずみずしい香りのぶどう山椒、まあ合わないわけがないですよね。
適度な酸味と塩味が爽快さを増し、隠し味のホップ3種(Halletau Blanc、Cryo POP、Strata)がいい具合に味に厚みを持たせています。
暑い日のミネラル補給にぴったりなビールになりました。 料理との相性も抜群だし、単体でぐびぐびいっても気持ちのいい味わいですよ。
#252 The Local Pints
Green Tea Pale Ale / ABV: 4.5% / IBU: 50
CRAFTROCKのハウスバンド、THE LOCAL PINTSが満を時してセルフタイトルの新曲をリリース! それに合わせて彼らのシグネチャービールをつくりました。 煎茶を使用したアメリカンペールエールで、Cascadeを主体にComet, Perle, Cryo POP, Ekuanotを使用。 アロマはホップ由来の柑橘感が強く、フレーバーにちょうどいい具合にお茶が感じられ、煎茶のキャラクターが全体の味のまとまりや厚みといった要素に一役買っています。
昨日今日と立川で開催されていくCRAFTROCK FESTIVAL’23でお披露目となりましたが、日本橋のブリューパブでも同時開栓しています🍺
ぜひ飲みに来てください!!
#249 Fugazity
Helles / ABV: 5.0% / IBU: 17
フェスシーズンに外でグビグビ飲みたいビールがつくりたくて、ヘレスを仕込みました。
非常にシンプルなレシピ、ホップは柔らかく華やかなLoralを使用し、Ale YeastとLager YeastのハイブリッドであるNova Lagerで発酵させました。
酵母由来のボディの厚みと、ホップの軽快なアロマ、口に広がるモルトの味わいが、スルッと飲めるわりにキャラクターのしっかりしたビールになりました。
#250 Never Ending Homies
White Grape IPA / ABV: 5.0% / IBU: 40
Niw! RecordsやDEKIT DEEJAY’Sで活躍しており、いつもお世話になっているTKHRさんの20周年記念を祝ってビールを作りました。
TKHRさんの希望により、ぶどうを使用したIPAに。
今回はマスカット果汁とワイン酵母に、Riwaka, Motueka, Nelson Sauvin CGX, Sabro Cryo,El Dorado CryoとNZ系のホップを中心に使用。
マスカットらしい香りに加えNZ特有のグラッシーなキャラクター、トロピカル&フルーティなホップのアロマが爽やかに香ります。
#247 Gloria
Ocean Wit / ABV: 4.7% / IBU: 20
こちら今回のビールレシピを書いてくれたハンダナルさんよりビールの紹介文を頂いております。
ベルジャンホワイトへのアプローチをベースに、レモン果汁とピール、オーストラリア産ピンクソルトでひねりを加えたOcean Witです。 さわやかで、やわらかで、ちょっと酸っぱい。 ビールスタイルとか、ビールはこうあるべき、といった考えのちょっと外側にある、曖昧な境界線を楽しんでください。 つい先日まで暮らしたオーストラリア南東部の海沿いとSailor’s Grave Brewing想いを馳せて。
#246 Cozy
Cream Ale / ABV: 3.9% / IBU: 13
アシスタントブルワー翼レシピ第5弾。
今回はCream Aleを仕込みました。
モルト構成はPilsner maltとCorn grits(トウモロコシ穀粒)のみ、といったかなりシンプルな構成にしました。モルトの一部をCorn gritsにした事によりボディはかなり軽く、ほんのりとコーンの甘みを感じるバランスの良い仕上がりになりました。 ホップはHersbruckerとDiamantを使用。今回は飲みやすさを重視し、ホップの主張は抑え気味にし優しめにフローラル感を感じる仕上がりになりました。
あまり日の目を浴びない地味なスタイルではありますが、何杯でも飲み続けられるCRAFTROCKらしさ溢れるビールとなりました。
#244 Bravissimo!
American IPA / ABV: 5.5% / IBU: 50
Nuggiesに続きあまり日の目を見ないホップ、Bravoをメインに使用したIPAをつくりました。
Bravoと相性の良いEkuanot、Mosaic を少し加え、CRAFTROCK初となるホップエクストラクト、Bravo Salvoを使用しています。
このSalvo、IncognitoやSpectrumもそうですが、ホップの香り成分であるルプリン中のオイル分を抽出した製品で、収量のよさやポリフェノール、タンニンの溶出を抑え、青々しさを最小限に留めた上でアロマを最大限に引き出せるものとなっています。
Bravoは主にビタリングホップとして重宝され、あまり香りやフレーバーに対するイメージが弱いですが、Salvoや他のホップで底上げをしたこともあり、甘夏のような柑橘感が強く出ています。
フレーバーのジューシーさや苦味の質などもけっこう甘夏っぽい感じがあり、さながら甘夏のアイスキャンディーみたいな味わいです。
#243 望郷 collab. w/ cinema staff
Amber IPA w/ Sansho / ABV: 6.5% / IBU: 50
cinema staff Gt.の辻さんと打ち合わせを重ね、たどり着いたのは山椒を使った色味の濃いIPA。 山椒といえば和歌山県有田川町、有田川といえばNOMCRAFT、ということで、彼らにお願いして今年採れたての山椒を譲っていただきました。
とにかくみずみずしく香り高い山椒を、2回に分けて惜しげもなく添加することで味のレイヤーを作り、5種類のホップがさらに山椒を引き立てます。
麦芽のカラメリックな味わいもあり、なんだかうなぎが食べたくなるようなビールです。
大衆酒場フリークの辻さんらしい、なんとも酒場のアテにぴったりな仕上がりになりました。
味噌やソース、肝和えなんかは間違いなく合うでしょう。
彼らの地元、岐阜市を盛り上げるべく催しているOOPARTSにちなんだ望郷と言う名前もとても郷愁を誘いますが、愛知県民の私は「つけてみそかけてみそ」を思わずにはいられないのでした。
#241 Sakura Blossom
Wheat Ale w/ Cherry Blossom leaves, Salt and Hibiscus / ABV: 4.5% / IBU: 3
桜の季節なので、桜のビールをつくりました。
去年はやらなかったですが、2•3年前にも同じようなコンセプトで仕込んでいます。 前回前々回はゴーゼでしたが、今回はサワーではなくウィートエール。 桜の葉の塩漬はいつも通りですが、さらに塩とハイビスカスを使用しています。
柏餅のような甘い香りに小麦の優しい舌触り、ハイビスカスの酸味とハーバルなニュアンスがよりドリンカブルに仕立て、フィニッシュの塩味がいい塩梅です。
本当はもっとピンクにしたかったのですが、ハイビスカスと桜の葉とベースのバランスを考えた結果、割とおとなしめな黄色ベースの薄ピンクになりました。
見た目も大事ですが、それ以上に味わいの方が大事なのでその辺はやむを得ず。
あんまり写真映えしない色になっちゃいましたが、味は保証しますのでぜひお試しください。
そうそう、今回弊社のハウスバンドTHE LOCAL PINTSの3/29リリースの新曲も同タイトルでタイアップしてますので、ぜひお花見に出かけてこの曲を聴きながらこのビールを飲んでくださいね。
#239 Butterfly
Session Wheat IPA / ABV: 4.8% / IBU: 56
アシスタントブルワーハセレシピ第3弾!
今回は僕が大好きなホップである【Sabro】にフォーカスしたビールを醸造しました。
このホップは2018年にリリースされた比較的新しい種類のホップですが、そのユニークなキャラクターもあり、非常に人気のあるホップの1つです。
今回はそこにRiwaka・Nelson Sauvinの2種のNZホップを合わせました。
白ワインのような華やかなフルーティさと、ウィート由来の柔らかな口当たりが心地いい仕上がりになっております。 温度が上がってくると【Sabro】由来のライチやココナッツといった南国のビーチを思わせるような風味がより一層感じられるので、そういった変化も楽しんで頂ければと思います。
春の陽気にピッタリで、花見にも持ってこいの一杯です!
CRAFTROCK BREWPUBではサービングタンクからの提供となります。 是非ともフレッシュなうちにお飲みいただけたら嬉しいです!
#238 Zealandia
India Pale Ale / ABV: 6.5% / IBU: 57
ニュージーランド産のホップのみを使用したIPAをつくりました。 Motueka, Nelson Sauvin, Riwaka, Nectaron の4種類と、豪華な顔ぶれ。
NZホップ特有の爽やかなグラッシーさに加え、CRAFTROCKでは初めて使う新種のホップ、Nectaronのジューシーでトロピカルなアロマが全面に出ています。
ドライでクリーン、モルトや酵母のフレーバーは控えめで、ホップのキャラクターをこれでもかと味わえるビールです。
#230 Freeze Time
Fresh Hop IPA with YCH 301 Trial Simcoe / ABV: 5.7% / IBU: 60
アメリカのホップ組合、Yakima Chief Hopsの最新ライン、YCH301Trialホップを使用したIPAをつくりました。
この301Trial、何がすごいかと言うと収穫したてのホップの味わいが楽しめるよう、採ってすぐに凍結させ、香り成分のみを選り分けたホップなのです。
ベースはPilsnerとChitのみの淡色でシンプルな構成、ホップは301Simcoeのみでドライホップし、ホットサイドにはCitra,Amarillo,Cenntenialのクラシック3兄弟に加えCryo POPをWPに投入しています。
全体的にIBU、投入量をいつもより少し抑えめにして、ドライホップの301Simcoeのキャラクターが出るようにしてみましたが、違いがはっきりわかるくらいフレッシュホップ特有の若草のようなみずみずしさが際立ったアロマとフレーバーです。
おそらく日本初のこのホップを使用したIPA、いつものIPAとの違いをぜひ味わってみてください。
#234 Oompa Loompa
#229 Early Bird
Belgian Wit / ABV: 4.4% / IBU: 8
たまにはクラシックなものをつくりたいなと思い立ちBelgian Witを仕込みました。
コリアンダーシードを2回に分けて投入することで、香りや味の構成をより厚みを持たせたんですが、あとは特に変わったことはしておらず、オレンジピールとコリアンダーシードの香りが優しく香り、小麦の柔らかな味わいが心躍るようなビールとなっております。
#228 Black Swan
Dark Lager / ABV:4.7% / IBU:27
昨年7月につくったダークラガーを再仕込み。自分でも結構手応えがあり、黒なのにハイペースで消費されびっくりした記憶があります。
ピルスナーモルトとローストモルト主体のシンプルな構成に加え、ほんの少し隠し味を入れています。
ホップはPearl。スパイシー&アーシーで全体の味わいを引き締めてくれます。
レーズン様の香り、口に含むと程よいロースト感とカラメル感。ボディは軽め、サラッとした口当たりで飲みやすく、フィニッシュにはフルーティな味わい。
黒ビールではありますが、全く重たくなくむしろ軽快な飲み口なので、この時期でもなんら違和感なくごくごく飲める仕上がりとなっております。
BBQソースとの相性は言わずもがな。Loaded FriesやBack Ribsと合わせてガブガブ飲んでみてください。
#227 Hikari
Leicht / ABV:3.4% / IBU:19
以前もつくったhikariを再度仕込みました。
スタイルはライヒトという、ドイツではポピュラーなライトラガー。
ヘレスの度数低い版みたいなイメージです。
水のようにクリアですっきりしていて、ホップのオレンジのようなフルーティな香りがより一層爽快さを与え、じゃぶじゃぶ浴びるように飲むことができます。
それでいてモルトの味わいやはちみつのようなキャラクターもあり、味のレイヤーも申し分なく満足感があります。
#226 Króliki (クロリキ)
Smoked Sour w/ Kabosu / ABV:4.8% / IBU: 3
ドイツのLichtenhainer(リヒテンハイナー)をベースに、ポーランドの伝統的なビール、Grodziskie(グロジスキエ)をMixし自分なりに再構築したビールです。
Lichtenhainerはドイツ・チューリンゲン州でつくられているビールで、乳酸菌による酸味とスモークされた麦芽の味わいが特徴のビールです。
Grodziskieの特徴としては、よくラオホなどで使用されるぶなの木(Beechwood)でスモークされた麦芽ではなく、なら(French Oak)で燻された小麦麦芽を100%使用すること、色が明るく低アルコール、非常に強い泡立ちで、ポーランドのシャンパンなんて呼ばれることもあります。
この2者のいいとこ取りをした今回のビールですが、Oak Smoked Wheatをメインのキャラクターにし、そこに乳酸菌由来の酸味とトロピカルな香り、さらには隠し味にかぼすの果汁を加えました。
柑橘+スモークは昔クラフトロックで働いていた某ブルワリーが去年つくっていたSmoked Hellesがとても美味しかったのが記憶に新しいですが、これはまた別のアプローチでつくっています。
Beechwoodよりもシャープで冷燻みたいな印象のスモーク感に、セゾン酵母のスパイシーさ、ほのかなかぼすの柑橘感、優しい酸味と、全体的な味の構成要素や厚みはしっかりしているのに、すごくすっと飲めるようなビールに仕上がりました。
白身の刺身とか、最高に合いそうな気がしています。
フィッシュ&チップスとかもよさそう。
ぜひお試しあれ。
#224 ONE PLUS TWO collab w/ sanity and Chill to Sake
Saison w/ Hime Lemon / ABV:4.5% / IBU: 10
三軒茶屋の人気店、’sanity’と’ちると酒’と一緒にビールを作りました。
彼らの大好きなセゾンに、様々なスパイスx果物の自家製サワーを提供するちると酒のアイデアにより、瀬戸内海・岩城島のぽんぽこらんどさんが栽培したヒメレモンとカルダモンを使用したセゾンを作りました。
このヒメレモンは山椒の香りがするというなんとも不思議なレモンなんですが、とてもいい香りで、とても酸っぱいです。
爽やかな山椒感と柑橘感に酵母のスパイシーなニュアンス、隠し味のカルダモン、フィニッシュの酸味が相まって非常にフレッシュで香り豊かなビールに仕上がりました。
#222 B.O.M.B
IPA / ABV:6.1% / IBU: 60
アシスタントブルワー翼レシピ第4弾。
今回はIPAを仕込みました。準定番のオルタナが柑橘、ダンクな印象が強いIPAなので今回はトロピカルなIPAを目指しました。
使用した酵母がグアバ、パッションフルーツなどの甘めなニュアンスを出すため、モルト構成はベースモルトのみというシンプルなものに。
ホップはトロピカル、パッションフルーツ、シトラス等のキャラクターが出るものをチョイス。モルト構成がシンプルなため、かなり分かりやすくこれらのホップのフレーバーやアロマがつきました。
ボディ感は軽め、苦味もほどほどに調整し、クラフトロックらしい”何杯でも飲めるIPA”に仕上がりました。
#221 Marie
Table Saison / ABV: 3.4% / IBU: 15
せっかくセゾン酵母を入手したので、テーブルセゾンをつくりました。
シンプルかつスッキリしたモルトのボディをベースにに、Lorienという新種のホップを使用しています。
このホップ由来のワイルドフラワー、レモン、メロンのようなキャラクターと、酵母由来のクローブのようなスパイス感、隠し味のコリアンダーシードが絶妙に溶け合っています。
軽やかで華やか、それでいてフレーバーのキレもよく、食中酒として非常に優秀なビールに仕上がったと思います。
#219 Osaka IPA
West Coast Style IPA / ABV: 5.2% / IBU: 50
Craft Beer Marketホワイティ、ルクアの両店舗の周年ビール。
淡色ドライでMosaic,Citra,Zappaの3種類のホップを使用したIPA。
Thiol由来のジューシーな味わいが心地よく、トロピカル&シトラスなアロマが全開。
アルコール度数は控えめでボディも軽く、ごくごく飲めてしまうIPAに仕上がりました。
#218 De Stier
Saizoen / ABV: 6.5% / IBU: 15
Brouwerij te Breetschootこと、元Kakegawa BrewingのASKA Nishinakaとコラボしました。
ベルギーの血をひき、ベルギーでの醸造学校卒業後De Glazen TorenやDe Struiseで修行をしたという稀有な経歴の持ち主。
実際に彼のつくるセゾンやトリペルは現地の味がします。
私個人的にはセゾンには興味があるものの、好きな味と苦手な味が多く、酵母の種類やキャラクター、それぞれの発酵温度によって味わいが多彩に変化するため、非常に玄人向きなスタイルであり、多くの実験と経験値を必要とするためなかなか手が出せずにいました。
そんな折に彼と一緒にビールを仕込もうという話になり、今回はベルジャンスタイルのエキスパートである彼の知識を存分に活かしながら、オーソドックスなセゾンをつくりました。
コテコテのエステルやボディ感はあれど、モルトの味わいとのバランスや、いい意味での田舎感、そこにCRAFTROCKらしいちょいクリーンな味わいが見え隠れするようなビールとなっております。
少しアルコール度数がしっかりしていることもあり、この晩秋の時期にぴったりなのではないかと思います。
#216 Diprotodon
Thiolized Black IPA / ABV 5.7% / IBU 60
Sailor’s Grave とのコラボビール。
オーストラリアはシドニーとメルボルンの間くらいにある小さな町、Orbost。
そんな田舎町で、地元にあるものを使って実に独創的かつクリーンなビールをつくっているのがSailor’s Graveです。
オーナー&ヘッドブルワーのChrisが日本に来るというので、お声がけいただきコラボに至りました。
実は3月までCRAFTROCKにいたナルが今修行中なのがこのSailor’s Graveなのです。
今や彼も仕込みを任せられるほどに信頼されており、貴重な戦力として活躍しているようで嬉しい限りです。
今回つくったのはオーストラリアホップにフォーカスしたBlack IPA。
Galaxy, Vic Secret, そしてオーストラリア直輸入のEclipseを使用しました。
パッションフルーツとチョコレートのアロマ、ジューシー&トロピカルな口当たり、ビターチョコレート&グラッシーなフィニッシュ。
フルーツチョコ感はんぱないです。ビターなLxxKみたい。
今までにあったBlack IPAとはまた一線を画すビールになったと思います。ぜひお試しを。
#215 I care
Hazy Pale Ale / ABV 4.8% / IBU 5
スウェーデンのBrewskiとの3年ぶり2度目のコラボをつくりました。
今回はMBCTからの3週間西日本を行脚するというなかなかハードなツアー。
我々も今回は以前のコラボの時よりも長い時間共に過ごすことができました。
Brewskiといえばキャッチーなイラストの缶がまず頭に浮かびますが、オーナーのMarcusは超ビジネスマンでなおかつビールへの探究心・努力も惜しまないスーパーマン。さらには気遣いもできる人格者。
醸造だけでなく、輸出入業や飲食店経営など、彼の手腕はスウェーデンのみならず北欧〜アメリカ、日本と世界を股にかけて活躍しています。
そんな彼とつくった今回のビールは、今まさにBrewskiがワンランク上のHazyをつくるためにはどうしたらいいのか、を実験している内容を盛り込みました。
惜しげもなく自分の技術をシェアしてくれるあたり、さすがMarcusといったところです。
そんな彼のアイデアを盛り込んだHazy Paleですが、一番の特徴はアルコール度数の低さに対して非常に厚みのあるボディ感です。
ホップはCitraとSabroの鉄板コンビ。
非常にジューシーかつドリンカブルな仕上がりとなっております。
自分たちでは普段やらないからこそ、余計ためになるコラボでした。
いつもながらサポートしてくれるdig the lineチームにも感謝です。
#213 おむかいWHITE
Cola Wit / ABV 5% / IBU 10
下北沢に夜な夜なバンドマンが集まるお店、まぼねん。
過去2回ほどまぼねんコラボでビールをつくりましたが、今回は2号店のお酒と洋風ごはんの店、おむかいの5周年記念ビールをつくりました。
おむかい自慢のクラフトコーラを軸に、ベースはベルジャンウィット、スパイスをおむかいレシピに合わせました。
使用したスパイスは11種類!
特にコーラナッツとバニラ、ジンジャーやシナモンがよく現れています。
幾重にも重なるスパイスの複雑さが非常に奥深く華やかなビールとなっています。
今月中はおむかいで飲めますので、ぜひ遊びに行ってみてください。
#212 Lion Heart
West Coast Style IPA / ABV 6.5% / IBU 60
CRAFTROCK BREWPUB&LIVEの店長・田村潤の結婚を記念したWeddingビールをつくりました!
以下、田村店長よりコメントです↓↓↓↓↓
=============
今回は自分の結婚記念のビールをつくらせていただきました。なにをつくろうかといろいろ考えましたが、シンプルに私と妻が大好きなクラフトロックのIPAをベースにしたドリンカブルなビールがいいと思い、リクエストしました!
スタイルはWest Coast Style IPA。モルトはシンプルな構成でなるべくモルトのボディ感をつけず、非常にドライな飲み口となっています。
ホップはクラシカルなC系ホップを主体とし、はっきりとした柑橘感と松脂のような樹脂感を出した王道のWest Coast StyleのIPA。2杯3杯とおかわりしたくなる、そんなビールに仕上がったと思います。
このビールを飲んで、楽しい気分になってもらえたら嬉しいです!
#210 CHIMICHURRI
DDH DIPA w/ Grapefruit / ABV 8.0% / IBU 73
アシスタントブルワーハセレシピ第二弾!
公私共に非常に親交の深い”esperanza”オーナーの黒田氏より依頼を受け、僭越ながら周年ビールを醸造させていただきました!
今回はせっかくだからとわがままを言って、普段CRAFTROCKではあまりしないことを色々と盛り込みました。
醸造の工程の中で3回に分けて贅沢にグレープフルーツを使用し、生のフルーツならではの爽やかさと苦味を存分に引き出し、
さらに隠し味にあるものを投入し柑橘感をブーストしたことで、フレイバーにレイヤーを持たせております。
グレープフルーツ由来のフレッシュな柑橘感とホップ由来の柑橘感・グラッシーさが相まりハイアルコールながら非常に飲みやすい仕上がりとなっております!
”esperanza”名物であるラムチョップにベストマッチのこちらのビール、ぜひガッツリしたお肉と一緒に流し込んでください!
Special Thanks.
esperanza @esperanza.fukuoka
BEERKICHI @beerkichi2019
Citraba @citraba_koenji, @citraba_nakano
GAME BREW @gamebrew22
GoodbeerSTAND @gppdbeerstand
Watering Hole @wateringhole_jp
Yuya Boys @yuyaboys
#211 Selector’s Session Lager
Hoppy Lager / ABV 4.5% / IBU 30
10/29に有明アリーナで開催される音楽フェス”TONAL TOKYO”より依頼を受け、オフィシャルビールを製造しました!
なんと会場で飲めるビールはCRAFTROCKだけ!大手もありません。
海外メンツも国内メンツも激アツな上に、BoilerRoomとのコラボなど、話題にことかかないイベントとなっております。
そんな会場で飲めるのが3種のジャーマンホップを使用したホッピーラガー。
Tango、Diamante、Saphirと、新しい品種を積極的に使用しました。
メロンや金柑のような華やかな香りで、優しく滑らかな味わい。
度数も軽いのでグビグビ飲めます。
会場で飲める方はぜひ!会場じゃなくてもTONALプレイリストを聴きながらぜひ楽しんでください。
#208 Pack the hop
Thiolized West Coast Style IPA / ABV 6% / IBU 70
Lab the SMITHコラボ第三弾。
今回はCalifornia Ale Yeastでありながらトロピカル&ジューシーなフレーバーの出る特殊な酵母を用い、サノバの畑で採れたホールホップを使用しました。
サノバ印のカスケードはリンゴの農法を取り入れることにより、非常に大きな粒で香り成分の量も段違いなんだと
そんなホップを大量にマッシュホップしました。
ベースはごくごく普通のWest Coast Style IPA。ホップはAmarillo
,Comet,Chinook,Pacific Jade,Amarillo Cryo,Idaho7 cryo,Riwaka,Mosaic cryo,Citra cryo,Nelson Sauvin,El Dorado Cryo とサノバカスケードも含めて12種類!いっぱい使ってます。
様々なホップを使用したことにより、複雑で香り高いビールになりましたが、何と言ってもサノバカスケードと酵母由来のフレーバーが非常に味わいに厚みをもたらしています。
ここまで味の”濃い”IPAもなかなかないんじゃないかと思います。
とはいえ、ボディはキレててわりかしクリアなので、甘ったるさや重たさは感じません。
そんな進化系West Coast IPA、めっちゃ面白いのでぜひお試しください。
#207 Dinosour Jr.
Dry Hopped Sour / ABV 5.5% / IBU 20
前回も作ったDinosour Jr.のセカンドバッチ。ドライホップケトルサワーです。サワーIPAではありませんが、そんな感じです。
何がどう違うのかは、精神性だけなのかなと(笑)
ともかく、今回のビールは、ケトルサワーにドライホップするとトロピカル系のホップのアロマが倍増する、という経験から特にケトルサワーの乳酸菌による酸味、キャラクターと相性がいいであろうホップを使用することにより、より一層アロマを強調してみました。
使用したホップはStrataとIdaho7。桃とパイナップル。
けっこうどちらも特定のフルーツのキャラクターがあるので、わかりやすさを重視しました。
酸味の具合は割と控えめ、でも乳酸菌のアロマやフレーバーはしっかりしているため、ホップのアロマが加わるとさながら大人のミックスジュースみたいになってます。
いい具合のバランス感に仕上がったと思うので、ケトルサワーと言えどがぶがぶ飲めちゃうんじゃないかと。
#206 Tritone
Session Amber / ABV 3.33% / IBU 15
CRAFTROCK BREWPUB 3周年記念ビール。
今年もお店のスタッフの意見を集めてつくりました。
スコッチエール、ビター、オクトーバーフェスト、イングリッシュペールエール、アンバーエール、マスカットみたいな香り、低アルコール etc
よくもまあ見事に地味なスタイルばかりを出したものだと感心していましたが、実際ここからどう組み立てようかなと思い、なかなかここから絞るのも難しそうだな、と思案していたところ、全部ごちゃ混ぜにしてしまえ!と思い立ち全ての要素を詰め込んでみました。
アルコール度数は3.33%。奇跡の数字です。自分でもびっくりしました。
苦味は抑えめ、ドイツとイギリスのアロマホップをブレンドし、華やかな香りが漂います。
ボディは軽く飲みやすく、カラメル感もありつつ結構クッキーのような穀物感と香ばしさも併せ持っています。
ホップも麦芽の味わいもしっかり感じながら、度数は3%とスルスル飲める。
これぞクラフトロックの真骨頂!なビールの誕生です。
スタイルは最早なんとも言えないのですが、あえてセッションアンバーとしました。
BBQをはじめフードとの相性抜群なので、ぜひいろんなシチュエーションでいっぱい飲んでください!
#204 こころ
日向夏ゴーゼ / ABV 4.8 / IBU 12
ロックバンドKOTORIの3ヶ月連続シングルリリースコラボ3作目。
今回はVo横山の故郷、宮崎県産日向夏を使用したビールをつくりました。
スタイルはゴーゼ。ベースはツバメとほぼ一緒ですが、よりボディ感をつけるように若干異なる種類のものを追加しています。
日向夏は残念ながら旬の季節ではなかったため、ストレート果汁、濃縮還元果汁、ピューレの3種類をKOTORIメンバーにも試飲してもらい絶妙なバランスでブレンドしました。
ホップにはCitra、Cometを使用しており、柑橘感をより立体的に感じられるよう底上げもしています。
日向夏のジューシーな香りと味わいに、ピューレとホップの程よい苦味がフックを効かせ、最後に塩味がキリッと全体を締めてくれます。
非常にドリンカブルで爽快なビールとなっております。残暑の厳しい中これを飲んでリフレッシュしていただければと思います。
宮崎県民の方はぜひこれを飲みながらこころを聞いて、エモい気分に浸ってくださいな。
#201 drunk stories
Botanical IPA / ABV 5.6% / IBU 62
東京を拠点に活動するインディー・オルタナティブバンド、Bearwearの初ワンマンライブを記念してコラボビールをつくりました。
ジンが好きだというKazmaの話を受け、蔵前のEthical Spiritsに協力してもらい、ジンを蒸留した際のボタニカル粕を再利用したビールをつくりました。
明るめのIPAをベースに、ホップにはボタニカル粕に合わせハーバル、フラワリー、グラッシーなホップをチョイス。
ジュニパーベリーをはじめ様々なスパイスが複雑な香りを持たせ、ホップと融合しなんとも華やかなキャラクターとなっています。
口に含んだ際の幾重にも重なる複雑なフレーバーは、非常に色鮮やかでエレガント。
使用したホップはSimcoe, Sorachi Ace, Hallertau Blanc, Palisadeの4種。
ドライホップのタイミングで追加でジュニパーベリーを投入しました。
ボタニカル粕の原料は下記の通り。
ジュニパーベリー、ハイビスカスティー(ローゼル)、ピンクペッパー、コリアンダーシード、ラベンダー、カルダモン、生姜、シナモン、カフィアライムリーフ、花椒
Elegantというジンの原料を使用しています。↓↓
https://shop.ethicalspirits.jp/collections/all/products/last-episode-0-elegant
#200 Magical Soup
India Pale Ale / ABV 6.7% / IBU 48
コロラドの醸造学校在籍時にはNew Belgiumでのインターン、その後Fort George、Black Tideで活躍し、現在は次のステップへと移行中の、20代にして貫禄だけはたっぷりのブルワー、立花薫とビールを仕込みました。
Citra, El Dorado Cryo, Talus, Comet, Chinookをたっぷり使用したIPA。
モルトの構成やホップを入れるタイミングなど、いつものCRAFTROCKとは一味違うビールになっています。
以下、立花薫からのコメント↓↓
クラフトビールを一言で表すなら多様性だと思っています。
個人的には昨今流行りのIPAの面白さも多様性なのかなと。
苦いだけがIPAではないし、
濁っているだけがIPAでもありません。
このビールは様々なIPAの良いところをかいつまんで造ってみました。
苦味は控えめ、小麦で口当たりはすこし柔らかく、飲み口も軽めです。
難しいことは考えずにパイントでクイッと。
#199 ツバメ
Belgian Wit w/ Mint / ABV 4.8% / IBU 6
ミントを使用したベルジャンウィット。
スペアミントとペパーミントをブレンドしたことによって、柔らかみのあるミントの香りと、スーッとする清涼感がバランスよく感じられます。
小麦やオーツの柔らかく滑らかな口当たり、オレンジピールのフルーティな香りにコリアンダーシードのスパイシーさが合わさり、非常にドリンカブルでいて多彩な味わいのビールに仕上がりました。
#197 Desperate
Golden Ale / ABV 5.3% / IBU 20
アシスタントブルワー翼レシピ第3弾。
今回はGolden Aleを仕込みました。
よりクラシカルなGolde Aleを目指したので今回は華やかなHopの香り無し、DHも無しにし、モルトのキャラクターを生かす構成で仕込んでみました。
モルトの構成はベースにモルト感をしっかり感じられるマリスオッター2種類、そこにビスケット系モルト2種類と、いつもの僕のレシピに比べてほんの少しモルトの面であれこれしてみました。
なんだかいつも地味なビールを仕込んでる気もしますが、今回も僕らしい”地味だけどなんか良い奴感”のあるビールになったんじゃないかなと思います。
ちなみに今回の仕込みはビールの名前にもある通り文字通り”命懸け”で行いました。なぜ命懸けかって?それはこのビールを飲みに来て本人に聞いてみてください😊
#196 Paletas
Hard Seltzer / ABV 5.3% / IBU 0
ウチワサボテンの実、プリックリーピアーをメインに使用したセルツァー。
メキシコっぽい感じにしようとこれに合わせたのが、パッションフルーツとキーライム、そしてアガヴェシロップ。
香りはパッションフルーツ、フレーバーにキーライム、後味にアガヴェシロップがそれぞれ存在感を表しているものの、それぞれのつなぎ役としてプリックリーピアーがいい仕事をしています。
メインといいつつなかなか全面に出てきてくれないサボテンの実ですが、その味わいは独特で、スイカやバブルガム、キャンディなどと形容されます。
最近ではその栄養価の高さから健康志向の人たちに大人気なんだとか。
糖質ゼロでグルテンフリー、スーパーフードを使用した超ヘルシーなこの飲み物。
なかなか日本で味わえないような味になったと思いますので、ぜひラテンアメリカの気分に浸ってみてください。
#195 Thiolized Alternative IPA
India Pale Ale / ABV 6.2% / IBU 95
オルタナを某チオール酵母で仕込みました。
基本的なレシピはほぼ変えず、酵母を変えた以外はCalypsoでマッシュホップ、ドライホップには全てCryoを使用しています。
結果として、酵母が変わったことによりボディ感が増し、MH、DHによりトロピカルなフレーバーが増し逆にいつもより苦い印象を受けるかもしれません。
キレがあってシャープな苦味とグレープフルーツのフルフレーバーが全開!なオルタナももちろんですが、トロピカル感やボディ感が増してより一層味のレイヤーが増え、味わい深くなった今回のオルタナもこれはこれでいいんじゃないかと思います。
そもそもどの味がチオールなの?って思われがちなので、いつもとの違いをぜひ比べてみていただければ。
#194 hikari
Leicht / ABV 3.4% / IBU 19
以前もつくったhikariを再度仕込みました。
スタイルはライヒトという、ドイツではポピュラーなライトラガー。
ヘレスの度数低い版みたいなイメージです。
水のようにクリアですっきりしていて、ホップのオレンジのようなフルーティな香りがより一層爽快さを与え、じゃぶじゃぶ浴びるように飲むことができます。
それでいてモルトの味わいやはちみつのようなキャラクターもあり、味のレイヤーも申し分なく満足感があります。
蒸し暑い日々にキンキンに冷えたこのビールをぐいっと流し込んだらもうこれに勝るものはないでしょう。
#193 HammerSMITH
Mash Hopped English Summer Ale w/aged hops by Lab THE SMITH / ABV 3.8% / IBU 25
例の酵母とマッシュホップによるThiolizedシリーズですが、ドライホップ由来の香りがない状態ではどの程度チオールを感じれるのか?をテーマに、English Summer Aleをつくりました。
今回マッシュホップに使用したホップはlab the smith謹製のエイジドザーツ。
例によってハカセこだわりの製法を取り入れることにより、あえてホップを熱劣化させることによって、フルーティ&紅茶のような香りを引き出しました。
そんなことして大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、熱劣化による香りがビールに溶け込まないようにひと工夫しております。ご安心ください。
結果として、East Kent Goldingsの持つ花の香りだけでなく、パッションフルーツやグアバのような華やかな香りが加わり、English Summer Ale史上稀に見る香り高いビールに仕上がったと思います。
クラシックxイノベーティヴのクロスオーバーなこのビール、ぜひお試しください。
#192 Black Swan
Dark Lager / ABV 4.6% / IBU 27
久々に黒系をやりたいなと思い立ち、ダークラガーをつくりました。
ピルスナーモルトとローストモルト主体のシンプルな構成に加え、ほんの少し隠し味を入れています。
ホップはPearl。スパイシー&アーシーで全体の味わいを引き締めてくれます。
レーズン様の香り、口に含むと程よいロースト感とカラメル感。ボディは軽め、サラッとした口当たりで飲みやすく、フィニッシュにはフルーティな味わい。
黒ビールではありますが、全く重たくなくむしろ軽快な飲み口なので、この時期でもなんら違和感なくごくごく飲める仕上がりとなっております。
少し前ではありますがアサヒの黒生も復刻したことだし、たまにはこういうのも良いんじゃないかと。
BBQソースとの相性は言わずもがな。Loaded FriesやBack Ribsと合わせてガブガブ飲んでみてください。
#191 GOLD
Lime IPA / ABV 6.0% / IBU 50
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのロックバンド、KOTORIの3ヶ月連続シングルリリースに合わせ、3ヶ月連続でコラボビールを発売することになりました!!
今回は第一弾ということで、夏にピッタリ、爽快なライムを使用したIPAです。
Riwaka, Motueka, Cometと、ライムの香りを推し上げる異なる方向性の柑橘感の強いホップを合わせました。
アロマはもちろんのこと、程よい苦味と柑橘フレーバーがいい具合です。
某とある酵母とマッシュホップも行っていますので、チオール由来のトロピカル感もほのかに感じられます。
苦味、香り、フレーバーと、全体のバランス感を意識しており、非常にまとまりのある味わいになっています。
第二弾、第三弾はまた異なったタイプのものをつくる予定でいますのでお楽しみに。
#190 Loral Communication
Italian Pils / ABV 5.4% / IBU 20
アメリカンホップの中でちょっと独特な立ち位置にいるホップ、Loral。
ノーブルホップ特有のハーバル/フローラルなキャラクターもありながら、一方で柑橘感やトロピカル感もあるという、なんともオールランダーなホップなのです。
そんなLoralのAmerican Noble Hopを主体に使用したのがこのピルス。
American Nobleってなんだ、と言いますと、ホップの香りと苦味成分をある程度取り除いた状態のホップのことです。
Cryoの副産物と思っていただければ。
クラシックなラガーなどのスタイルを作る際にアメリカンホップを多用すると、ホップの味が強すぎてバランスが悪くなったりするのですが、このホップを使えば適度な香りと味わいをつけてくれるのでとても都合がいいのです。
そんなLoralのみを使用したシンプルなピルスですが、ドライホップしたこともあり香りは蜂蜜やベリー、柑橘の香りが良く、飲み口は軽く非常にドリンカブル。
夏本番といった趣ですが、これをぐいっと飲んで乗り切りましょう。
#189 Night Session Hazy IPA
Hazy Session IPA / ABV 5% / IBU 22
大のクラフトビール好きなぷにぷに電機とのコラボレーションは、ランブータンとライチを使用したHazy Session IPA。
ちょっと見た目がアレなランブータンですが、ライチ同様エキゾチックな味わいがあり、このビールもエキゾチックさを醸し出しています。マカオの夜、蒸し暑い気候の中ネオンサインが煌々と輝く中で飲むビール。そんなイメージでこのビールをつくりました。
Thiol the Smithと同じ特殊な酵母・製法を行っており、Mosaic Cryo, Idaho7 Cryo, El Dorado Cryo, Sabro Cryo, Talusといったトロピカル全開なホップを使用しました。
トップノートのランブータン&ライチから始まり、DHホップのアロマ、Thiolと次々に押し寄せるトロピカルアロマ&フレーバー。それでいてさらっとしたボディが、思わずグラスを傾けるスピードを加速させます。
今回のコラボのためにおろした新曲、”Night Session”を聴きながら楽しんでみてください。
#188 Green Horizon
India Pale Ale / ABV 7% / IBU 70
Simcoe, Ekuanot, Comet, Zappaの4種類のホップを使用したIPA。
オルタナとはまた違う方向性で、しっかり苦くて柑橘感がありながら、グラッシーさを全面に押し出すことでパンチのある味わいを表現しています。ホップのアロマというよりも、フレーバーを意識しています。
今流行りなのはアロマ主体のビールですが、やっぱりフレーバーもしっかりしていないと満足感がないのです。
#187 Thiol The Smith
Thiol boosted Hazy IPA / ABV 7.5% / IBU 22
長野県大町市のサイダリー、Son of the Smith(サノバスミス)のコラボレーションシリーズ、Lαb the Smithとの共作です。
今回はリンゴ要素はゼロ。
ブルーマスターのハカセは元々研究者であり、その狂ったような知識欲と実験欲は計り知れず、論文を読まないと寝れないという逸話もあります(笑)
そんな彼の好奇心を具現化するためのブランドがこのLab the Smithなのです。
4月にサノバで行ったブルワーズキャンプの際にやろう!と実現したこの企画ですが、まずは第一弾ということで近年アメリカで大流行しているThiolに着目したビールを作りました。
Thiolとはなんぞや?といいますと、非常に長い話になるので簡単に説明すると、香り成分の一種で、特定の酵母を使用することによって発酵中に生成される、と言ったものです。
この香りがドライホッピングのそれとは異なり、しかも飛びにくいという性質があるため、香りのレイヤーをつくる上で非常に重要なファクターとなり、重宝されているのです。
今回は独自ルートで入手した特殊な酵母と、サノバ産の特殊な収穫方法、処理を施したホップを使用するというお題をもらい、うちでレシピを作成しました。
つくったのはしっかり目のHazyIPA。普段ローアルコールばかりの我々ですが、今回は思うところがあり高めに設定しました。
苦味はほのかに感じる程度にはつけており、ホップは
サノバCascade,Cascade,Tradition,Simcoe,Nelson Sauvin ,Mosaic Cryo,Idaho7 Cryo,Motueka,Citra Cryo, Sabro Cryoと豪華10種類!
様々なホップによる香りのレイヤーを楽しんでもらえればと思います。
また、Thiol由来のジューシーさがフレーバーに発揮されており、非常に瑞々しい味わいとなっています。
ボディは軽めなので、するするっと飲めて非常に危険な飲み物が出来上がりました。
Lab the Smithコラボのアイデアは尽きないので、今後も色々と実験していければなと思います!
#185 エモめの夏
Salty Lychee Wheat / ABV 5.5% / IBU 10
ライチとSabroでドライホップしたウィートエール。
ライチやココナッツの香りがふわっと香り、ボディは軽め、フィニッシュの塩味でキリッと爽やかな味わいに。
#184 Room
American IPA / ABV 5.2% / IBU 55
アシスタントブルワーハセレシピ第一弾!
今回は初夏ということもあり、パイントで何杯でものみたくなるような華やかでドリンカビリティの高いビールを目指しました。
軽やかなボディで口当たりが良くなる様なモルトをチョイス。
そこにCitra, Idaho7を中心とした柑橘系とトロピカル系のホップをたっぷりとドライホッピング!
南国系フルーツを思わせるトロピカルなアロマと柑橘様の爽やかさと苦味でグビグビいける仕上がりとなりました!
CRAFTROCK BREWPUBではサービングタンクから超フレッシュな状態でご提供となります!
あなたの素敵な人生の”Roomにこのビールが寄り添えることを願って。
#183 DAY OFF
Rye IPA / ABV 5.3% / IBU 60
アシスタントブルワー翼レシピ第二弾!
今回はRye IPAです。
ライ麦によるスパイシーさと柑橘系のアロマを組み合わせてみました。一口に柑橘系と言っても今回狙ったのはオレンジ様の柑橘アロマ。かなりいい感じにオレンジっぽいアロマがのりました🍊🍊
ライ麦のスパイシーさもふんわり感じる程度で絶妙なバランスを保った仕上がりとなりました!
ところで皆さんはどんなシチュエーションで飲むビールが好きですか?
僕は休日の昼間から飲むビールが一番好きなんですよね。”休日が始まったぞ”感満載で最高じゃないですか??今回はそんなシチュエーションをイメージしてこの名前を付けました。
皆さんも休日の始めの一杯に是非このビールを!!
#182 Early Bird
Belgian Wit / ABV 4.3% / IBU 8
最近ゴリゴリなビールが多かったので、たまにはクラシックなものをつくりたいなと思い立ちBelgian WItを仕込みました。
コリアンダーシードを2回に分けて投入することで、香りや味の構成をより厚みを持たせたんですが、あとは特に変わったことはしておらず、オレンジピールとコリアンダーシードの香りが優しく香り、小麦の柔らかな味わいが心躍るようなビールとなっております。
梅雨入りまでもうあとわずかですが、このビールを飲んでなんだか優しい気持ちやカラフルな気分になって欲しいなと思います。
#181 Deepest Ocean
Session IPA w/Terpene Oil / ABV 3.9% / IBU 50
音楽ディストリビューションサービス「FRIENDSHIP.」のスタート3周年を記念した、FRIENDSHIP.のキュレーターであるThe fin.のYuto UchinoとCRAFTROCKとのコラボレーション・アニバーサリービール。Ocean Avenueとのコラボレーションで、Ocean AvenueにTerpene Oilが入ることにより、海面から徐々に深海へ潜っていくようなビールをイメージし、The fin.の最新アルバムOuter Egoの楽曲より「Deepest Ocean」と命名しました。イベント開催日の6月5日はYuto Uchinoの誕生日でもあり、FRIENDSHIP.とYuto Uchinoのバースディビールという裏テーマもすでに表テーマでもあります。
NZ産ホップをふんだんに使用した若草、レモン、白ブドウのような味わいのセッションIPAをベースに、Skywalker OGという柑橘系のキャラクターのTerpene Oilを使用しました。
#177 Variant IPA
India Pale Ale / ABV 6.8% / IBU 50
Progressive IPAと同じく、ケルシュ酵母を使用したIPA。
前者がケルシュを基調とした淡色ドライで柑橘感をメインにしたビールであるのに対し、今回のVariant IPAはオレンジカラーでカラメル感もありつつ、酵母のフルーティな香りに加えハーバル&フルーティ、ときどき柑橘な味わい。
しっかり飲みごたえのあるビールです。
#176 S.O.D ver2 エスオーディー ver2
Smoked Chilli Fruit Sour / ABV 4.3% / IBU 3
ブリトー専門店NU BURRITOSとのコラボが今年もやってきました!
今年はメキシコ料理を語る上で外せないチポトレを軸に考え、レシピを構築しました。
ベースのモルトの味わいはカラメリックでスモーキーなアンバー。
そこに合わせるのがIdaho7とCenntenial、そしてブラックベリーとサワーチェリー。
Peppers.jpの乾燥チポトレに、辛みと香りづけにハバネロも使用。
前回同様ワイン酵母で醗酵させ、酵母のフルーティなアロマも楽しめます。
今回のバージョンはより一層味の複雑さや意外性に富み、カルニタスなどの肉系ブリトーとの相性は言わずもがな!スモーキーで酸っぱくてフルーティで辛い。
合わせるフードによって顔が異なるのはもちろん、温度帯やグラスなどによってもコロコロと表情を変える1杯で何杯分もおいしいビールに仕上がりました!
#170 Narcolepsy
Imperial Stout / ABV:9.5% / IBU:20
なるレシピフィナーレ!
集大成に相応しいビッグビールです!
カカオニブを使用し、チョコレートのようなキャラクターが際立つImperial Stoutです。
9種類のモルトを使用し、オーツ由来のソフトな口当たり、ビスケットモルトの香ばしさがさながらチョコレートブラウニーのよう。
力強い味わいと高めのアルコール度数ですが、雑味なくキレイでビロードのように滑らかなあじわいです。
ナルコレプシーは別名”居眠り病”。
昼から飲んだら確実にお昼寝しちゃう、そんなビールです。
私事ですがCRAFTROCKとしてこれまで11種類のビールをリリースしました!色々作れたのも飲んでくださる皆さんのおかげです。
これからも醸造の道を進んでいきますので、またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
#175 Swing,Swing,Swing
Apricot Spur / ABV 4.8% / IBU 3
日差しの温かくなってきた今日この頃、軽快で爽快なビールを仕込んでみました。
モルトのレシピはシンプルで軽めに仕上げ、アプリコットの酸味とフレーバーが心地よく、隠し味程度に使用した杏仁とアーモンドパウダーがちょっとだけ複雑な味わいを醸しています。
ワイン酵母での発酵により、ボディはキレキレ、リースリング様のアロマもより一層アロマに彩りをもたらします。
#173 Before Sunset
American Wheat / ABV:5.0% / IBU:24
アシスタントブルワー翼のレシピ第一弾。
小麦とオーツによるソフトな口当たりに、ライチなどのトロピカルフルーツのアロマが香るアメリカンウィート。
地味なスタイルも好きなんですが、せっかく春にリリース出来るし地味過ぎるのもいかがなものかと思い、ホップは華やかさのあるSabroとTalusをメインに使ってアクセントを付けました。
苦味も少なく、口当たりもソフトでホップのアロマもしっかり乗ってる最高に飲みやすい仕上がりになったのではと思います。
暖かくなってきた今の季節にベストマッチなビールなのではないでしょうか!
ナルレシピ第8段!
前回造ったWest Coast IPAから一路東へ!JuicyなEast Coast Style Pale Aleです。
ビール好きな人はNew England Styleともいいますね、使ったイーストもNE Yeastです。
前回のSo4:Cl(3:1)
それに合わせてモルトもWheat、Oats、Malted Oats、Roasted Oats、Viennaを使い、
ホップはフレイバーに柑橘系、
BrewPubには前回造ったWest Coast IPA、Last Party IPAもあるので水の違いも含めて飲み比べしてみてください!
チャラン・ポ・ランタン小春
アコーディオン人生 25周年
×CRAFTROCK BREWING
御祝いビールリリース‼️
『蛇腹ビア』
たっぷりホップと
後味に柑橘「じゃばら」の香り
人生苦くてうまい!じゃばらIPA!
和歌山産のじゃばらを使用したIPA。
じゃばらに合わせ柑橘感のあるホップ4種をブレンド。
ホップのキャラクターがメインではありますが、じゃばらのジューシーな果汁感に加え皮の苦味がいい具合にホップの味わいを押し上げています。
モモビアでお馴染みの
チャラン・ポ・ランタンですが、
小春さんのアコーディオン人生25周年を御祝いして
「蛇腹ビア」を作りました!
クラフトビアマーケット大阪の2店舗の周年で作ったセルツァー!
”セルツァー”とは、麦汁の代わりに砂糖水を発酵させて作った醸造酒で、日本のサワーのようなお酒。
レモン果汁とオレンジの蜂蜜を使用することでレモンの爽やかさに加えて飲みごたえもプラス。
ブルワーなるレシピ第6弾!
オレンジブロッサムハニーを隠し味に使ったトロピカルIPAです!
前回のハニーウィートで使用したオレンジハニーから醸される白ぶどうのような香りにインスパイアされ、今度はIPAを醸造しました!
ホップはSabroでライチ感、Nelson Saivinで白ぶどう感、Mosaicでダンクな奥行きを表現し、ワールプールで使用したIdaho7も全体のトロピカル感を押し上げてくれています!
あま~い香りのホップを全面的に使用しつつ、水質とIBUは西海岸よりのシャキッと&苦目に調整、トップに凝縮したオレンジや白ぶどうのようなアロマ、鼻から抜けるのはホップのトロピカル感が楽しめます。
Blonde Oats Maltから来るソフトな口当たりもアロマと相まっていい感じです。
No Brainerは「考える必要もない、超簡単」の意味、IPA好きなら迷わずお試しあれ。
先日新アルバム”Fantasia”をリリースしたNABOWAとのコラボレーションビールが誕生!
ビールは2種類、『NERNER』と『NERNE』。
そして、その2つを混ぜると『Fantasia』の完成です!
ビールの持つ多様性と、NABOWAの楽曲のレンジの広さ、メンバーのマルチな才能を詰め込んだ、NABOWAらしい、Fantasiaなビールとなりました。
・NERNER
Triple IPA,9%,100IBUs
100IBUでがっつり苦くてシトラス全開。
さらには酵母のマンゴーのようなトロピカル感も加わったフルフレーバーのビール
・NERNE
Belgian Wit,2.5%,10IBUs
愛媛奥南産の宇和ゴールドとコリアンダーシードを使用した、
優しくすっきりしていながらも味わいのしっかりしたビール。
・Fantasia
50/50でブレンドした場合のアルコール度数は約6.5%。
重厚なホップ感に加わる宇和ゴールドの柑橘感とコリアンダーシードのスパイス感。
より一層複雑で、味わい深く、それでいてぐびぐび飲めるように変化します。
ブルワーナルレシピ第4弾!
アロマに爽やかなレモン感、口に含むとレモンヨーグルトのようなソフトなキャラクターが楽しめるケトルサワー。
モルトはウィートやオーツを多めにしてしてソフトな口当たりに、
ホップはココナッツ感のあるSabroと柑橘系のAmarilloをドライホッピング!
加えてたっぷりのレモン果汁、バニラ、海水塩を加えてバランスを整えました。
キューッと甘酸っぱくて、ほんのりバニラ、あの頃の思い出にひたりながら飲んでください!
CBM吉祥寺の6周年用ビールがリリースです。
残念ながら緊急事態宣言下のため店舗でのお祝い、販売はできませんが、ひとまずECサイトでの販売となります。
昨年WCBで販売した5周年ビールと同じホップ、IBUで、うちとうしとらで製造し、飲み比べてみよう、という趣旨とのこと。
IBU40, Pahto, Simcoe, Cenntenial, Citra,のホップ4種。
それでいて酵母は超マンゴーなイングリッシュ酵母。でも温度は低め。
大筋の味わいは想像通りだったものの、酵母のキャラクターが思ったより出た結果、
アロマは青みのある柑橘感が支配的ではあるものの、マンゴーのような甘みのある香りが合わさり、ちょっと暖色系の柑橘の果汁のようなニュアンスに。
フレーバーはドライでグレープフルーツ感やホップの草っぽさがIPAらしく出ており、苦味もじわじわっときます。
酵母がいい具合に全体的な印象を柔らかくしており、いい具合にまとまっています。
去年つくったスモークドヘレスをブラッシュアップ。
前回がけっこう重めのボディ感だったのもあり、今回は超シンプルかつドリンカブルさを前面に押し出しました。
加えて、スモークモルトをアメリカ産のアップルウッドのものに。
ほんとにベーコンのような旨味感のある香りがふわっとします。
それでいてモルトのほのかな甘味や、酵母のフルーティな香り、ホップの清涼感が相まって、なぜかすごくバランスが良く心地よい味わいに。
燻製感が強すぎないため、ごくごく飲めちゃいます。
つまみにナッツとかと合わせるのもいいですが、もちろん肉やチーズとの相性は抜群です。
アシスタントブルワーNaru仕込み第2弾!
アメリカンホップでアクセントを付けたVienna Lagerです。
「ドリンカビリティとモルティさの両立!」をテーマにアンバーカラーながらゴクゴクいけちゃうボディ感に。
IBUもトラディショナルなものよりちょっと高めに設定して苦味も楽しめる作りでまとめ上げました!
かの昔ビールは飲むパンなんて言ったりしたそうですが、そんな原点回帰的な部分に触れてみてください。
ちょうど夕方の日が落ちてくる時間に飲んだらサイコーだと思います!モルティ万歳!
前回熟成を経たのちに大化けしたSlothinをもう一回つくりました。
とはいえ、ベースのレシピは一緒だけど
副原料をオレンジピールの代わりににみかんの花を使用しました。
百合のようなとても華やかなみかんの花の香りが主張してはいるものの、
ホップ感やコリアンダー、ケルシュ酵母がいい具合に複雑味を出しています。
NOMCRAFTさんとのコラボレーションビール。
弊社で造ったのはKoji Pilsner。
麹を使用したピルスです。
Cozy Kojiについて、酸味は立たせず麹の味わいのみを出すために、黄麹を使用。
フローラルなホップの香りと、麹を入れたことによる米のキレとほのかな甘み、そして黄麹の独特な味わいが癖になります。
王道のクリーンさをベースに麹が複雑なニュアンスを醸し出しつつ、ごくごく飲める仕上がりになっております。
NU BURRITOS × CRAFTROCK BREWING
オリジナルクラフトビールが完成!
SHADOWS kazuki氏監修、その名もS.O.D. (SOUR OF DISTORTION)が。
パイナップルやハバネロを使用しジューシー&スパイシー、
ビールの概念が覆る?!1杯です。
PREVIOUS RELEASES
ちょうど10年前にビール業界に入り、ややあってビールをつくることになり、今はCRAFTROCKで好き勝手させていただいておりますが、7月11日に10周年を迎える前職DevilCraft神田店の周年に合わせて自分の業界10周年を祝うべく勝手にビールを作りました!笑
コラボ、というわけではなく、あくまで勝手に祝いたいという趣旨です。
ホップはNZメインでMOsaic, MOtueka, NZ cascade, Zappaの4種。
マンゴーとココナッツ、フレーバーはグレープフルーツとどちらも良いバランスで楽しんでいただけます!
東京下北沢で「まぼねん」と「おむかい」を運営するHAUTENとのコラボレーションビール第1弾【Maboneng IPA】!!
ミュージシャンであるnicoさんがオーナーの「まぼねん」「おむかい」。
今回は「まぼねん」とのコラボレーション。
「まぼねん」とは、ヨハネスブルクにある地区名で、南アフリカの公用語の一つであるソト語で「Place of light(光のあたる場所)」という意味合いなんだそう。
南アフリカで全国ツアーをしたり、CDを発売した経験もあるという、トンデモなオーナーnicoさんの経歴もあり、はうてんさんらしいコラボができたのでは。
ビールは、日本初!?南アフリカ産ホップのみを使用しました!
アロマは金柑、ライチ、ジャックフルーツ。
フレーバーは夏みかん、後味にグレープフルーツといった具合。
いい感じにトロピカルとシトラスが共存しています。
モルトは潔くLow Color Maris Otterのみ!
非常に軽快でぐびぐび飲めます。
これからの季節に最高な1杯が出来上がりました!
奈良醸造さんとのコラボレーションビール。
今回のビールはBrett IPA。
ランビックやサワーエールで重要な立ち位置のブレタノマイセス。
ホップ由来の超トロピカル&シトラスな抜群のアロマと、
それを複雑かつ立体的にさせるブレタノマイセス由来のトロピカル&Funkyな味わい。
ブルワー ナル仕込み第2弾!
UFOはUrban Farmhouse Objectの略、ドライホッピングしたFarmhouse Aleです。
ドライホッピングも発酵後期と終期の2回に分けて投入。
もはや何のビールか不明ですが、現代の醸造テクニックを駆使したファームハウスエールってことにしておきます。
アロマはクローブやホワイトセージのスパイシーさ、フレイバーにホップの柑橘、レモン、ペッパー感など色々なキャラクターが楽しめます。
CRAFTROCK流のEJ、とでもいいましょうか。
イングリッシュエール酵母を使用し、2種類のドイツホップを4種のアメリカンホップと組み合わせたなかなかに面白いレシピになってます。
アルコールは4%と軽快にして、しっかりモルトの味わいもありバランス感は良好。
オレンジやマンゴーのようなアロマ、適度な苦味と青み、立体感のある香りが楽しめます。
セッションIPAって、ちょうどいい、を体現しているかと。
#13のLight Upと同じようなコンセプトのEnglish Summer Aleです。
だんだん陽気になってきて、外で飲むのが気持ちいい時期になってきましたね。
レシピはシンプルで、ほんのりモルトのクリスピーさを出すために隠し味を入れたくらいです。
ホップはアメリカ産の Goldingsを使用し、EKGとと比べるとほのかに柑橘感が強いような感じ。
今回一番の目玉は酵母。
Verdantイーストの持つ超フルーティな香りがいい具合に味わいを豊かにしています。
ホップ、酵母、モルトの走攻守がしっかりそれぞれの役割をこなしながらの3.4%の低アルコール。
桜のシーズンは過ぎましたが、蒸し暑くなる前に快適な屋外飲酒ライフをエンジョイしようではありませんか!
ブルワーのナル仕込み第1弾!
柑橘🍊&トロピカル🍍なWest Coast Style Double IPAです!
ビタリングとフレーバーにCascadeとCentennialでオレンジのような柑橘感を、DHはCascade、Citra、Simcoe、Idaho7で柑橘&トロピカルさを補完。ホップの強烈さに負けないようにモルトはクリスタル系を使ってボディ感をプラス。ホップのジューシーさ、苦味、飲みごたえ、三拍子揃ったビッグビールです!
名前はBeastie Boys “Fight for your Right”の歌い出しから。
New Zealandのホップサプライヤー、Freestyle Hopsのブレンドホップ、”The Bruce”を使用。これはEarly Nelson Sauvin, early Motueka, late Pacifica, mid Pacific Jadeの4種のブレンドホップ。
柑橘、フルーツパンチ系トロピカル感強めながらも、NZっぽい爽涼感もあり、Nelson Sauvinの特有のアロマもしっかり感じられます。
モルトはウィートとオーツを使用したすこし柔らかめのボディ。
ニュージーホップフレーバーを存分に味わいつつ、今までにない感じのバランス感のアロマも体感できるなかなか面白いビールが出来上がりました。
BAKU Coffee Roastersで焙煎されたコーヒーを使ったスタウトです。
コーヒー豆が本来もっているそれと同じように果実味や甘やかな香りを引きだす工夫を。
コーヒーらしいロースト感はもちろん、チョコレート、キャラメル、アーシー、ほのかな柑橘感や酸味を感じる仕上がりとなってます。
桜の葉と花の塩漬けを使用したゴーゼです。
白ワイン用の酵母を使用し、華やかなアロマに。
3.5%でぐびぐび飲めて、花見・・はお店ではできないので
春限定のサクラメニューを一緒にお楽しみください。
Centennial CRYO, Ekuanot CRYOを使用したCRYO IPA。
簡単にクライオとはなんぞやといいますと。
ホップの中でもビールの香りに寄与するルプリンという成分を集めて製品化したもの、です。
ベースはシンプルかつペラさ重視それでいてほのかなモルト感。
IBUは76とがっつり苦く仕上がりました。
ジャスミンライス、いわゆるタイ米を使ったIPAです!
ジャスミンのような香りが、というわけではなくジャスミンの花のように白い粒だからだそうです。
最近のIPA苦くなくない?と感じてる方いませんか?そんな人に是非試して欲しい仕上りとなってます。
CRAFTBEERMARKET 10周年記念ビール!
10周年にちなんでいろいろ10にした?トリプルIPA。
スペックには書いてないけど101バッチ目(惜しい!)でドライホップは10kgちょうどです。
アルコール度数が高いということもあり、ボディ感はしっかりめです。
現在月刊ヤングマガジンサードにて大好評連載中のクラフトビール漫画、よりみちエールの第1巻単行本が2月19日となり、
それを記念し、作者の敦森蘭さんをお迎えして一緒にビールを作りました。
スタイルは敦森さんのご要望によりHazy IPAに。
ジューシーでトロピカル感満載、ボディはそこまで重くなく、苦味もちょろっとつけ飲みやすさを重視。
アシスタントブルワー翼の初レシピにして浅草でどぶろくを醸造する木花之醸造所とのコラボレーションビール!
一杯飲み終わって「あぁ、美味しかったなぁ」とぼんやりとビールの美味しさを味わって貰えるような仕上がりのbitter。
厳しい寒さが続くこの時期に暖かい室内ででダラダラと飲み続けたいですね。
2021年初仕込みのビールが登場。
昨年某Grxxn Dayのライブで提供予定だったホッピーラガーをまたつくってみました。
ジューシーな柑橘感、パイニー&グラッシーかつ鮮烈な苦味、ほんのりトロピカルな上にラガー酵母とモルトの優しい甘味。
非常にリフレッシングで、フレーバーフルかつドリンカブル。
1杯目にはもってこいな超爽やかな味わいです。苦いけど。
こちらもCRAFTBEERMARKETの10周年ビール。
伝統的なジャーマンスタイルのピルスナーをベースとし、
アメリカ産ピルスナーモルトとアルファ化した米を使い、IBUも39としっかり苦くしました。
ドライホップはしていませんが、ホップの香りは十分に味わえるようになっています。
Idaho7, Cashmere, Azaccaという比較的新しめなホップを組み合わせたIPA。
クリスタルモルトを使用し、ほんのり色もつけてありボディ感はしっかりめ。
Idaho7のパイナップルのようなキャラクターは流石に強いですが、トロピカル&シトラスなイメージのCashmereとAzaccaは意外にも本来のイメージとは少し異なり、ストロベリーや熟れた果実のようなフルーティさを醸し出しています。
アルコール度数も苦味もがっつりあるため、非常に飲みごたえのあるIPAとなっています。
Grisetteと言っているものの、乳酸発酵してないのでGrisetteもどき。
そしてベースはベルジャンウィットなので、グリゼットとウィットのあいのこのようなビール。オレンジピールどっさりとコリアンダー少々、ホップはハラタウブラン。
2.5%という低アルコールでも飲み応えのあるように小麦とオーツの量はかなり多め。それら由来の独特な甘みのある穀物感。
いい具合にフレーバーフルかつドリンカブルなので、ホリデーシーズンに朝から晩までだらだら飲み続けられることでしょう。
大庭仕込み第13弾。アルコール2%代の”低アル”なIPAです。
IPAといえば通常6%前後のものが多いですが、それは強烈な苦味やホップの香りを受け止めるのに必要なもの。今回はそのバランスのギリギリの着地点を探りながら、より”低く”を目指しました。
複数のモルトを組み合わせ、低い度数ながら厚みのあるボディを。また発酵温度もより”低く”することでクリーンな味わいに。そこに3種類のホップをドライホッピングすることで、豊潤なアロマとジューシーな飲み口を獲得しました。
フランクザッパというレジェンド級のギタリストの名を一度は耳にしたことがあると思います。
そんなザッパファミリーがとあるホップ会社とコラボして誕生したホップがZappa。
雑派大魔神IPAはZappaのシングルホップIPA。
前回よりもアルコール度数が高くなったこともあり、ボディ感が増し飲みごたえがあります。
特有のグレープフルーツっぽい苦味やトロピカルなアロマも健在◎
毎度お馴染みになってきたPressure Point。
ほとんど同じレシピではありますが、今回大幅に変更したのはモルト。
アメリカ産のクラフトビールメーカー向けのモルトとしては一番有名ではないかと思われるBriessが受注発注にて限定入荷!
今回はベースモルトと少し変わったスペシャリティモルトの2種をここに入れ込みました。
ホップはバランス感を多少変えたものの、ベースとなるStrataのアロマは全開。少し苦味も増してます。
前バッチよりも少しだけ色味が薄くなり、トフィーのようなモルト感が増し、
ホップのアロマの効き具合やモルトとのバランス感も向上◎
アシスタント大庭仕込み第12弾。“ゆずコショウ”を使ったゴーゼスタイルのビールです。
唐辛子は群馬県産の黄色い品種を中心に、ゆずは熊本県人吉市で無農薬栽培されたもので、塩は能登半島で昔ながらの製法で作った海塩を使っています。
どちらかというと辛みがアクセントのカクテルような感じです。ゆずの華やかな香りに唐辛子の青さとフルーティーさ、塩味を感じるマイルドな飲み口に程よい酸味と辛味。
”Amarillo”はスペイン語で黄色(読み方はアマリージョ!)という意味で、黄ゆず、黄唐辛子、そしてアマリロホップで黄色づくしのビールとなりました。
五反田の予約が2年待ちということで有名な超人気店、食堂とだかとのコラボビール。
とだかさんのお店でも大人気な“とだビアーノ”という
みかんを使ったビアカクテルを再現しましょう、ということで、ベースにしたのはラカンセア酵母を使用したサワー。
アルコール度数も4%と低めなので料理と一緒にグイグイ飲んでもらいたいと思います。
量が少ないため、とだかさんとCRAFTROCK BREWPUB&LIVEでのみの取り扱いとなります。
クラフトビアマーケット 淡路町がクレイジ〜に大変身!?
この度、長きにわたってCBMを支え続けてきた元淡路町店長の谷川さんが独立することに。
これをお祝いすべくつくったのがこのIPA。
IBUは驚愕の153。アルコールも7%と高め。
だいぶクレイジ〜なビールが出来上がりました。
実際の飲み口はというと、ありえないくらい苦いというわけではなく、しっかりボディ感をつけたこともあって苦味は強いもののけっこうバランスいい感じです。
国内のアメリカンIPAで比べたらいい具合に突き抜けてますので、ぜひおためしあれ。
fox capture planとのコラボレーションビール。
今回はラカンセア酵母を使用したサワーIPA。世にも不思議な発酵中に乳酸を生成する酵母。
ケトルサワリングをしなくてもいい、という特性からサワーIPAにぴったりの酵母とされています。
彼らの最新アルバム収録曲であるDiscovery The New Worldから着想を得て、
Sabro, Strata, Citraの3種のホップによって異次元の香りを生み出し、ラカンセア酵母によって生成された乳酸が心地の良い酸味をもたらしている。
新たな手法を模索した結果、今までにない味わいを発見することができました。
ウエストコーストスタイルのウィートワインです。
ビールなのに”ワイン”の名のつくこのスタイル。ビールとは思えないような度数の高さと豊潤な味わいが特徴。
どちらかというと大麦麦芽を主体とした”バーレイワイン”がメジャーですが、今回は小麦を主体とした”ウィートワイン”!
肌寒くなってくるこの季節に、ゆっくりと味わってくださいね。
はちみつと桑の葉を使ったサワー。
桑の葉はカフェインレスでお茶のような味わい、栄養価も高く健康効果も高いということで注目されているようです。
はちみつの香りがメインで、それを包むように桑茶の香りがふわっと香ります。
coldrain、初単独生配信番組『coldrain TV』の企画でコラボレーションが実現。
各メンバーの“やってみたい。行ってみたい。”を叶えるロケ企画。
メンバーY.K.C の“やってみたい”の声をいただきまして、
CRAFTROCK BREWINGにて一緒にビールを造りました。
スタイルはHoppy Wit。
ぜひcoldrainの曲を聴きながらお楽しみください。
ベルジャン酵母でキレッキレにした低アルコールなビールに、
高知県産ベルガモットのアロマが香る非常に軽快で爽快なビールです。
ホップ感と酵母感はほのかにベルガモットを支える程度のニュアンスで、ちょっとスパイシーな感じ。
食中酒にぜひ。
オレンジのような暖色系の柑橘のフレッシュなアロマに、
飲むと皮のニュアンスがけっこうしっかり出ており、後味の苦味もなかなかのもの。
ビール片手にライブを観て自分の内なる何かを解放してほしいと思います。
CRAFTROCK ONLINE CIRCUIT OSAKA開催記念のビール。
ライブを見ながらこれを飲んで思わず軽やかなステップを踏み出しはじめてしまうような、
そんな気分になれるビール。
アプリコットやマンゴー、ピーチ、パイナップルを思わせる華やかな香り。
大庭仕込み第10弾。ベルギースタイルのホッピーゴールデンエールです。
ベルギー系の酵母が醸し出す香りと、2種類のドイツ産のホップの香りが相まって
満開の花畑やハチミツのような香りのするビールとなりました。
また、IPAとは一味違った苦味の”質”にも注目して味わっていただきたいです。
このIPAはクラフトビールが大好きなCrystal Lake のYDとのコラボレーション。
彼の好みのHazyだけど甘過ぎず、適度に苦味もあってDankな感じ、というお題に答えるべく、造り上げました。
名前の元となった楽曲のWatch Me Burnのように、
キャッチーな面がありつつも1本芯の通った味わい深いビールになりました。
ホッピーなケトルサワー。
苦味はさほどでもないが、Strata, Idaho7という桃&パイナップルの要素が強いホップを組み合わせ、ジューシー&トロピカルな大人の乳酸菌飲料に仕立て上げた。
業界では知らない人はいないほどの大ベテラン、Shiokaze BreweryのChrisとWorld End Pub Crawlと称してCBM全店舗をまわるというイベントを主催しているAlex, Markと一緒にビールを作りました。
今回作ったのは、Kviek酵母を使用したIPA。
ちょいヘイジーよりだけど、しっかり苦め。
あえてドライホップはしていないため、香りは爆発的ではありませんが、じんわりジューシー!
アシスタント大庭仕込み第9弾。
残暑も吹き飛ばす爽やかなペールエールです。ホップの香りと苦味をはっきりと味わえながらも何杯でも飲めるようなバランス感を目指しました。
王道の柑橘系の香りのするホップ( Cascade,Citra)を中心に、白ブドウやハーブのような香りのするホップ(Hallertau Blanc)を組み合わせました。
柑橘そのものというよりかは、レモングラスやコブミカンの葉を思わせる柑橘感のあるハーブのような香りをもった仕上がりとなっています。苦味もはっきりとしていながら強すぎないバランスです。
大庭仕込み第8弾。夏にぴったりの、程よい苦味とクリスピー感のあるセッションエール!
正確にはクリームエールと言ってエール酵母を用いて低温で発酵させたスタイルです。
エール酵母は通常20℃前後で発酵させますが、このビールは12℃-15℃とエール酵母の限界に挑戦しています。通常より熟成期間も長めにとったため、よりクリーンな味わいになりました。
さらにモルト由来のクリスピーさを引き出すため、仕込み時にはデコクションマッシングも行いました。ホップはSaazとLoralを使用。
エール酵母を用いながらラガーのような味わいを目指したこのビール、1杯目にごくごくと飲んで欲しい仕上がりとなりました。
NZ CascadeとSimpsons Low Colour Maris OtterのSMaSH。
NZ産カスケードのグレープフルーツだけでなくトロピカルな一面を存分に感じられ、独特な清涼感のある苦味も飲み心地が良く、モルトの淡色でありながらふんわりと優しい味わいも感じられ、シャバシャバじゃないのにごくごくいける仕上がり。
アシスタント大庭仕込み第7弾。「Pinkboots Blend」というホップを使ったDouble IPA。
2020年の「Pinkboots Blend」はAzacca, El Dorado, Idaho Gem, Loralの4種類のホップのブレンドでその比率は非公開となっています。
香りはトロピカルフルーツのようなフルーティーさや、イチゴジャムのようなややねっとりした甘みのある雰囲気がありますが、フレーバーはオレンジのような爽やかさもあるので甘ったるい感じはありません。
度数なりの少しボリュームのある味わいで、ホップ好きが納得する一杯になっています。
色はオレンジ、アロマはオレンジ、スパイシー、熟れた果実のよう。
モルトのボディ感はある程度しっかりしており、苦味もほどほど。
HopはCascade、Amarilloをメインに使用し、昔ながらのIPAを表現した。
スタイルはアンバーエールですが、そこにドライフルーツ、クリスタルジンジャー、カモミールを投入したさながらフルーツケーキアンバーといった感じ。
元々はスコットがシカゴにいるときに造ったホームブリューのレシピで特に気に入っていたビールを再現しよう、といったような感じ。飲むパウンドケーキ、いい具合に仕上がりました。
モルトはシンプルにベースとクリスタルモルトのみで複雑な味わいはあえて作らず。
ではあるのですが、ベースはアメリカ産で麦芽感やビスケット感の強いものを、クリスタルモルトはかなり色が濃く、レーズンやカラメル感が特に上質な味わいのするお気に入りのものを選びました。
こうしたことによって、2種類しかつかっていないにも関わらず、派手じゃないのに奥行きのあるワンランク上の味わいを作りあげました。
ホップはEl DoradoとCometの2種類。El Doradoは甘いキャンディのような香り、Cometはグレープフルーツ。
Comet由来のグレープフルーツ感と少しの苦味が飲んだ最後に舌に広がるので、甘ったるくなくしゅっとした、杯数を重ねられる仕様。ホップはどちらもパウンドケーキとの相性は抜群。
ドライフルーツは6種類ほどをミックスしたもの、クリスタルジンジャーは日本でいうしょうが糖ですね、今回はわざわざアメリカから取り寄せました(笑)
カモミールは隠し味程度に、さらには乳糖も入れてよりクリーミーな味わいにしました。
むしろ紅茶とパウンドケーキが一緒に合わさっている趣もあるので、これ飲むだけでアフタヌーンティー楽しめるかも。
アシスタント大庭仕込み第6弾。これからの季節にぴったりの、南国チックで軽やかな飲み口のウィートエール!!
3種類の小麦(小麦麦芽、スペルト小麦、フレーク状の小麦)を使用。
小麦を使ったビールのいい所は、軽やかでありつつ柔らかな飲み口だと思います。
SabroとCitra由来の、パイナップルや少しココナッツのような香りが特徴です。
度数は低めの4.5%で苦味も控えめ、甘ったるい感じもなく、リフレッシュさもある仕上がりです。
いついかなる時でも永久に飲み続けることができる液体、それがビター。
このビターはそんな日常に少し彩りを加えました。
厳選した高焙煎のクリスタルモルトは香りの高いレーズンやほろ苦いカラメルの味わい。
アメリカ産のビスケットモルトはブラウニーやグラハムクラッカーのような穀物感を与え。
ホップはアメリカ産のUS Goldingをアロマに使用し、華やかでしっかりと滋味深い、少しグレープフルーツの皮のような苦味を与えています。
アルコールはたった3%なのに味のレイヤーはしっかり複雑、飲みごたえがあるのに一瞬でなくなってしまう。これぞビールの真骨頂。
アメリカのクラフトビール業界における女性の地位向上を目的として発足された非営利団体、それが@PinkBootsSocietyです。
彼女らの年に1度のメインイベントが、国際女性デーである3月8日に毎年行われるPink Boots Collaboration Brew。
全世界でこの日に一斉に仕込みをする、という趣旨です。
昔は共通のレシピで仕込みをしていましたが、近年では世界一のホップ産地であるワシントン州ヤキマのホップ会社@YakimaChiefHopsと手を組み、ピンクブーツオリジナルのブレンドホップを製品化し、そのホップを使用すればどんなスタイルでもOKとなっています。
今年はAzacca, El Dorado, Idaho Gem, Loralの4種のブレンド。
今回はMilkshake IPA。わりとベーシックです。がっつりオーツとラクトース。それにアホみたいな量のホップ。
しっかりボディと甘さ。あとはひたすらにホップ。
このブレンドのホップ。マンゴーや柑橘のアロマが強めです。
モルトのレシピは桜の葉にも通ずる独特の味わいのあるクリスタルオートモルトを使用し、甘味のある丸い味わいに。
そこに桜の花の塩漬けを仕込み時に、桜の葉の塩漬けを発酵後に投入しました。アルコール度数は3.8%と低いながらも、しっかりとした甘味、塩味、酸味と桜の香りが立体的に口の中に広がります。
Hazy IPAではありますがマウスフィールは最小限にとどめ、苦味もつけてよりカリフォルニアのHazyに寄せました。
その分香りは良くてスッキリした、外飲みに向いている味わいに。
パイナップルやグアバのようなトロピカルなアロマとグレープルーツのような後味。
ハイビスカスをワールプールに、ブラックベリーピューレを発酵後期に投入。
スペルト小麦の優しいボディ感と程よい酸がバランスよく、ごくごく飲めます。
アシスタント大庭仕込み第5段。スタイルはIPLです。Nelson SauvinとSaazの2種類のホップを使用。
柑橘系の香りとフルーティさも。苦味はしっかりめで、モルトの香ばしさがありつつもキレのある飲み口です。
ラガーとIPA、両者のいいところがうまく組み合わさりました。
お久しぶりのビール紹介となりましたが、なにげにPressure Point, Drink All Dayなど以前人気だったビールが再発されてたりします。今回も美味しいのでぜひ飲んで見てほしいです。
さて、CRAFTROCK初!!ラガーをついに造りましたよ!!
実はこのビールは3作品目ではあるのですが、1,2個目のはまた追々。
Smokeで淡色でラガーなんてなかなかお目にかかることのないタイプのビールですが、よく考えてみるとこの1年で4回程この手の美味しいビールを飲んでいました。
まずはご存知、カナダのGodspeedのIBUSHI。
超絶バランスの整った顔立ちのビール。
更にはスモークビールの本場ドイツはBambergにあるSchlenkerlaとSpezial。
濃厚なボディとそれに負けないしっかりとした燻製香。
もうひとつは前日LAでビールを仕込んだ際に飲んだThree WeaversのSmoke Adrift。これもゴクゴク系。
こういう系のやつ、あると必ず飲んじゃうんです。
特段スモークフレーバーが好きなわけではないんですが、全体的な味のまとまりとか、バランス感が好きなのかな。あとは圧倒的なクリアネス。
それに触発されたのか?ついつい仕込んでしまいました。
スモーク具合はほどほどに、ボディはしっかり目に計算してるけど、ぐびぐび飲めます。
ホップはほとんど効かせてないので、ラガー酵母のフルーティな香りと燻製香が合わさり相乗効果を生んでいます。
何よりもお肉をはじめとした料理との相性は抜群!!
喉をさっぱりさせるだけでなく、味わいを広げてくれるこのビールは最高の食中酒と言えるかもしれません。
オーストラリア産ホップEllaとGalaxyを使用したホッピーなラガー。
オーストラリア産ホップの独特なグラッシーさとトロピカルな味わいが非常に軽快な1杯です。
ラクトースは使用していないものの、
しっかりと甘みを残したことによりホップのトロピカル感がより強調されています。
ホップの使用量も今回も奮発しちゃいました。
CRAFTROCK初ラガー。Medusaというあまり聞きなれないホップを使用したピルスナー。
酵母由来のパッションフルーツのような香りに加え、ホップのグアバ、パパイヤのような香りが非常に軽快で南国気分にさせてくれるフレッシュな味わい。
毎年この時期にそわそわしている男たちへ甘くほろ苦いチョコレートポーターのおすそ分け。
乳糖を使用しただけではなく、わざと甘みの残る酵母を使用したことにより味の厚みはかなりのものに。
麦芽も8種類以上を組み合わせ、複雑かつふくよかな味わいを醸し出しています。
アシスタント大庭仕込み第4段。
「八朔」と「伊予柑」をつかったストロングペールエールです。
柑橘は瀬戸内「大三島」の無農薬の柑橘農家「花澤家族農園」のものを使用。
ビールですが、度数は少し高めの6.0%とすることで程よいボディ感を。
また苦味もペールエールにしては強めに設定。八朔の香りと相まって、心地良い苦味となってます。
そしてモルト由来のやや甘い香りと伊予柑の深みのある香りが調和しました。
ベースはケルシュ。でも度数は高くて苦味もしっかり。
ホップはCascade、Sorachi Ace、Cometというあまり派手ではなく、柑橘の皮やハーブ感の強いものをチョイス。
ボディ感やマウスフィールはしっかりしているため、度数の割に飲みやすくグビグビいける具合に仕上がっております。
ケルシュならではの酵母の華やかな香りとゼスティな柑橘感の組み合わせは唯一無二にしてなんで今までみんなやらなかったんだろう?ってくらいの相性の良さ。
他ではなかなかないと思います。
以前造ったSie Liebt Dichのアメリカンホップバージョン、と捉えてもらえればOKですが、これはこれでまた異なる趣です。
あのときはケルシュ酵母が諸事情により使えずクリームエールがベースだったので、うまくリベンジできたんじゃないかと。
果皮を使用したMouse 2 Mouseと、ホップで果皮感を出したProgressive。
この2つを飲み比べてみるのも面白いのではないかと思います。
濃厚でしっとりした甘みがあり、麦芽やホップの味わいも様々なフレーバーが複雑に混ざり合うこのインペリアルスタウトは、飲みごたえ満点、チョコレートバナナやパウンドケーキ、ティラミスのような飲むデザートといった趣。
本当は去年の年末作ったのですが、色々考えてこのタイミングまで寝かせてました。
あ、もちろん半分はバレルで寝てますのでそっちもお楽しみに。
今までのインペリアルスタウトで感じたことのないような厚みのある穀物感、フルーティさが特徴です。ほんとにチョコレートバナナプディングみたい。
ビール名は言わずもがな、このビールは本当に名前先行で作りました。とにかく黒い。
大庭仕込み第3段。 「HBC692」というまだ名前の付いていないホップをメインに使用。
レモンやグレープフルーツのような柑橘感の他にHopのキャラクターの説明にもある,
「ポプリ」感が意外と出ていてユニークなキャラクター。
冬のセッションということで軽くなりすぎないようモルトの配合や仕込みを工夫しました。
スウェーデンの人気ブルワリー、Brewskiとのコラボレーション。
彼らの得意なフルーツヘイジーIPAを参考にし、
みかんを使用したHazy IPAを作りました。
過去最大級のホップを使用し(たぶん国内最大量)、
緻密なホップスケジュールの元たくさん使ってるけどクリーンな味わいを目指しました。
甘い柑橘の味わいが口いっぱいに広がります。
Mouse on th ekeys, de de mouseという2つのアーティストによる巳年を祝うために作ったビール。
Mouse on the keysの『ドイツ』de de mouseの『唐揚げ』をお題にいただき、
Drink All Dayをベースに、柑橘系のホップを使用し爽やかな味わいを、目指しました。
さらにそこへ香川県観音寺産の無農薬イートグッドレモンを使用し、
より爽快でライブ中にもゴクゴク飲めるように。
低アルコールのバーレイワインを作る。をコンセプトに、
綺麗なレッドエールをベースにストロベリー系のホップをがっつり使用しました。
結果はより複雑なモルトの味わいが強く、
ホップのベリー様の甘みのある香りと合わさりメロウなんだけど
しっかり苦味も効いててバランスのとれた仕上がりに。
伝統的なwitよりはボディ感があり、酵母もより濃厚なエステルの出るものを使用しました。
その分コリアンダーとオレンジピールを少し多めに入れ、全体的なボリューム感がしっかりとでるように。5%とアルコール度数は低いですが、かなり香りの強い飲みごたえのあるwitです。隠し味にはちみつも加えています。
ホップは少々珍しいMedusaという低アルファでトロピカルなフレーバーのものをチョイス。ホップ:の量は少ないですがNEIPAが好きな人にも受け入れられやすい仕上がりになったかと思います。
大庭仕込み、第2段。
今回は穀物感×ホップのキャラクター×酵母由来の香りの3つの原料のバランスと調和を目指しました。
モルトはベースモルトに加え「Golden Naked Oats」というカラメル化させたオーツ麦、
それと小麦の原種と言われている「Spelt」を使用しています。
ホップはAmarillo,Simcoe,Hallerrtau blancの3種。
ビールの味わいですが、酵母由来のフルーティな香りに加え、ホップからくるオレンジや花のような香り、
それにオーツやスペルト由来の素朴な穀物感。柑橘の入った、クッキーやパウンドケーキのような雰囲気です。
苦味は控えめで、セゾンらしいドライさもありながら、穀物由来の優しい口あたりです。
イギリス伝統のパブでゆるゆる飲むようなスタウトをイメージしたためアルコール度数は3.6%と極めて低いのだが、驚くべきはそのリッチな味わい。
ブラウニー、ココア、カントリーマアムのようなしっとりした濃厚なチョコレート菓子のようなどっしりしたある味わいは、これほどまでにアルコールが低いとは全く感じさせず満足度抜群。
このビールにシナモン,オールスパイス、クローブなどのスパイスを加えた限定版がこちら。
この時期ならではの香りとお味をお楽しみください。
うちの設備も担当していただいた設備や原料の輸入会社、betさんの扱う原料のみを使用したビール。
セゾン酵母とフランス産ホップ、ドイツ産モルトを使用し、
酵母由来のフルーティな味わいとホップのスパイシーさがとても心地よくドリンカブルで爽快なビール。
近年とても人気が高く入手困難な、しかも今まで使用した中から特に印象に残った
それぞれ違った方向性のホップ4種類を組み合わせたなんとも豪華なIPA。
Jimmy Eat Worldとのコラボということでテンション上がりすぎて奮発しました笑
圧倒的なホップの香りとそれを支える麦芽の味わいと苦味。ただただ派手なだけではなく、
飲む者すべてを魅了する完成度の高いビールに仕上がりました。
イギリス伝統のパブでゆるゆる飲むようなスタウトをイメージしたためアルコール度数は3.6%と極めて低いのだが、驚くべきはそのリッチな味わい。
ブラウニー、ココア、カントリーマアムのようなしっとりした濃厚なチョコレート菓子のようなどっしりしたある味わいは、これほどまでにアルコールが低いとは全く感じさせず満足度抜群。
アシスタントブルワー大庭の処女作。定番ビール「Back to Basic」がクラシカルなウエストコーストIPAに対して、「Brush Down」はモダンなIPAを目指しました。
比較的新しい品種の、Idaho 7,Sabro,El Doladoの3種類のホップを使用。豊潤なトロピカルフルーツやストーンフルーツ系のアロマに加え少しココナッツのような香り。
低めに設定したIBUとやや高めのアルコールが、ジューシーさをより引き立てます。
イギリス伝統の淡色低アルコールのビールだが、ドライホップにアメリカ産ホップを使用。
しかも通常とは異なる温度帯で使用したため、きりりとした印象に。イングリッシュホップの華やかな香りとアメリカンホップのキャラクター、イングリッシュ酵母のアロマが絶妙なバランス。ぐびぐび飲めます。
ストーンフルーツ(桃やあんずなど)やストロベリーといった甘い香りの高いホップを大量に使用することで,
Creamsickle, アメリカのアイスキャンデーのようなキャラクターに。
苦味はしっかり、色は明るめだが小麦の柔らかなマウスフィール。ホップの味わいはとてもジューシーで、それでいてクリアな後味。
アメリカで大人気のHop, Strataをメインに使用したぺールエール。
新しめなホップを多く使用しており、そのキャラクターはピーチ、オレンジ、マスカットととてもフルーティで華やかなキャラクターが目立つ。
それでいてペールエールらしくモルトのボディや苦味もしっかりついているので、甘くなりすぎずしっかり味わい深い仕上がりに
ジャーマンカスケードとハラタウブランというドイツ産ホップを使用したIPA。
カスケードの持つ軽やかな柑橘とハラタウブランの白ワインのような華やかな香りが合わさり、なんともいい具合になりました。
ボディは極限までドライ、アルコール度数は6.4%とそれなりにあるが、それを感じさせない軽やかさ。
公私ともにお世話になっているチームTAIHU。台湾を拠点に世界中で活躍している成長著しいブルワリーです。
そんな彼らと一緒に仕込んだのがこのハニーサワー。
台湾から乳酸菌と台湾ではおなじみの龍眼のみで育ったハチミツを使用しました。
龍眼の独特な香りがとても強い存在感を放っており、酸味は強いが蜂蜜の甘さで非常に飲み心地のいい仕上がりに。
準レギュラー?IPAの2バッチ目。今回は初のダブルバッチでいつもとは違う方法で仕込みました。
結果、キレッキレだった1stに対して少し最終比重が残ったため、アルコール度数が少し低くなる結果に。
ドライホップの組み合わせを少し変更したことによりグレープフルーツの皮をかじったかのような味わいが口いっぱいに広がります。
ぐびぐび飲めて危険なIPAになりました。
柑橘の中でも特にライムなどの青い柑橘をイメージしホップのレシピを組みました、仕上がりはまさにライムそのもの!
トロピカル全開のホップとケルシュ酵母の華やかな香りが合わさり、なんとも言えぬジューシーな味わいに。
昔ながらのホップのガツンと効いたWest CoastダブルIPA。オルタナティブ・ロックバンドJoy Oppositesとのコラボレーションで造ったこのビールは、新種のホップを織り交ぜたり技術的な面でも近代的な手法を用い、彼らの最新リリースミニアルバム『Bad Phase』のサウンドとの親和性を目指した。
よいスモーク感にビターチョコレートのような味わい、トフィーや黒蜜のような余韻が漂います。
Oatmeal Brownという少し変わったスタイル。たまたま手に入った面白いモルトを使用したことにより、チョコレートのようなキャラクター以上にトフィー、黒糖やカントリーマアムのような味わいに。
創業メンバーが10年前に衝撃を受けた、00’sスタイルのWest Coast IPA。グレープフルーツの皮をかじったような苦味、フレッシュな柑橘のアロマが特徴。CRAFTROCK BREWINGのベーシックのIPA。
記念すべき1stバッチ。モザイクとペールモルトのみを使用したSMaSH。通常よく行われるSMaSHよりもアルコール度数、ホップの使用量やホップの使い方に一工夫加えたことで、より一層味わいに厚みを出した。